にくらしい、いやらしい (Page 3)
「えー、ふふふ…本当にデブ専なんだ」
「デブ専って言い方やだなぁ」
言いながら克哉は小春と向き合って、その豊満な二の腕をふにっとつまんだ。
「んっ…」
柔らかくもちもちとした感触に早くも脳みそがとろけそうになりながら、克哉は指を肉に埋めた。
敏感なのか、それだけでぴくっと反応した小春は、恥ずかしそうにしながらも早速瞳を潤ませている。
「小春ちゃんみたいな可愛い子は、デブじゃなくてぽっちゃりだから」
「なにその基準」
ふふふっと笑う小春の身体をぎゅっと抱きしめて、克哉は自分の勃起しきったペニスをタオル越しに押し付けた。
「小春ちゃんとエッチすること考えてたら、もうこうなっちゃった」
小春の下腹部の沈み込むような柔らかさに、ペニスは一刻も我慢できないと言わんばかりに屹立する。
「あぁん…もう」
諌めるような口調に聞こえるが、小春の方も声音はすっかり乗り気だ。
克哉は小春の背中からするすると手を下に滑らせて、腰をくすぐるように撫でる。
「んんっ」
やはり小春は反応が良い。
手をさらに下に伸ばし、ぶりんと張り出た大きな尻たぶを掴むと、そのすべすべとした肌の感触と肉の柔らかさにたまらなくなり、少し強めにむぎゅっと揉んだ。
「っ…ぁあ、はぁ…」
強い刺激に甘い声を漏らしたのを聞いて、やはりスケベな女は最高だと克哉は思う。
「ね、言ってたあれ、してくれる?」
ボリュームたっぷりの尻たぶを揉みながら、小春の耳元で克哉は言った。
「んんっ…いいよ」
アプリのいいところは、最初からセックス目的だと開示しておけるところだ。
だから会う前のやり取り段階で、どんなプレイがしたいなどの話もできる。
ぽっちゃり女性だから楽しめる、あるプレイを克哉はリクエストしていたのである。
一度身体を離すと、2人はソファーに向かった。
はらりと外したバスタオルを座面に敷いて、全裸の状態で小春はソファーの端に座った。
「どうぞ?」
ぽんぽんと自分の太ももを叩いて、小春は克哉を招く。
あらわになった小春の爆乳にこれから包まれるのかと思うと、触れてもいないのにペニスからは先走りが出そうだ。
克哉ははやる気持ちをどうにか抑えて、小春の隣に一旦座り、それから頭を小春の太ももに乗せて仰向けに横になった。
「あー、やば、これはやばい」
下から見る小春の乳房の大きさ、頭を乗せた太ももの柔らかさ、そしてたぷついた腹の肉も頬に押し寄せてくる。
「ふふふ、潰しちゃうよぉー」
少しおちゃらけた口調で言いながら、小春は身を屈めて乳房で克哉の顔を圧迫するように押し付けてきた。
「んぶっ…ふぅ」
顔に降ってきたふわっふわながらずっしりとした乳房の肉の感触が気持ち良くて、仰向けの腰が浮きそうになる。
柔らかい肉に包まれた顔を左右に振ると、ふにふにと乳房が顔を撫でた。
小春がシャワーの前にバッグから出しておいた小さなボトルに入ったローションを手に取って、中身をとろりと手の平に出したところで、もぞもぞと顔を動かしていた克哉が乳首に辿り着き、パクッと咥えた。
情景が目に浮かぶ、最高……!
もちまる さん 2023年10月25日