にくらしい、いやらしい (Page 5)
「っ…んぅぅぅぅっ」
獣のようなうめき声を漏らしてしまうほど、それは至極の快楽だった。
腰をがくがく震わせて、自分でも驚くほどたっぷり射精した克哉のペニスを、精液が全部出てしまうまで優しく扱いてから、小春はそっと手を離した。
「イッちゃったね…いっぱい出たね?」
あらかじめ手の届く範囲に移動させておいたティッシュを取って、小春は自分の手や精液が飛び散った克哉の腹を拭っていった。
そしてペニスに触れていたのと逆の方の手で、自分の太ももに乗っかっている克哉の頭を優しく撫でた。
「気持ちよかった?」
「…さいっこう」
脱力した状態で克哉は答えた。
こんなに気持ちよく射精したら、普通はこのまま2~3時間は眠りたいと思いそうなものだが、ぽっちゃり女性とホテルに行った時の克哉はいつも、連続で4回は射精できるほど「絶倫」状態になる。
細身の恋人と付き合っていた頃にはそれほどでもなかったことを考えると、自分の性癖にぴったり合うものに出会うと、人の欲望はここまで強くなるのだと自分でも不思議に思う。
「ねえ小春ちゃん、ぎゅってしていい?」
甘えた声を出して克哉は尋ねた。
ここまで欲望をさらけ出した後なので、もう恥ずかしさもない。
「ん、いいよー」
小春が頷くと、克哉は起き上がって小春の手を握った。
「ベッドいこ」
立ち上がって小春の手を引き、克哉は小春と並んでベッドに横になった。
互いに向き合って腕を伸ばして抱き合いながら、今日初めてキスをした。
「…っ、ん…」
どこもかしこも柔らかい小春は、唇も厚くて柔らかかった。
気持ちのいい唇をちゅっちゅっと何度か啄んで、中のとろりとした熱い舌を絡めた。
「んぅ…ふ、っ」
小春は甘い喘ぎ声を漏らしながら、ぎゅっと克哉を抱き寄せて自分の肉という肉を押し付けてきた。
「ふぅ…ぁ、んむ」
脳が痺れるような快感が得られるのは、キスをしながら身体は柔らかな肉塊に包み込まれているからだ。
脚を絡めると、自分の太ももが小春に絡め取られた。
分厚くて、内側はマシュマロのように柔らかい小春の太ももに挟まれて圧迫されていると、先ほど吐き出したばかりのはずの欲望がまたむくむく湧いてくる。
「やば…また勃っちゃった」
唇を離して克哉が言うと、小春はくすくすと笑った。
「じゃぁ、次はおっぱいで挟もうか?」
「いや、うーん」
もちろんぽっちゃり爆乳女性のパイズリは視覚的にも感触としても最高だ。
ぜひそれもお願いしたいところではあるが、さすがにあれこれさせてばかりも申し訳ないし、小春がどんな風に乱れるのかも見てみたかった。
ちょっといちゃついた感じだと、かなりいい反応をしてくれそうだから期待しているのだ。
「次は小春ちゃんの中がいいな」
そう言って克哉は小春の乳房を揉み始めた。
先ほど顔で感じた感触も極上だったが、こうして揉んでみると乳房はまた強烈にこちらの欲望を刺激するうねり方を見せた。
情景が目に浮かぶ、最高……!
もちまる さん 2023年10月25日