にくらしい、いやらしい (Page 8)
「あぁ、んんんっ、すごい、ぃぃっ」
我を失って連続絶頂し続けている小春は、やはり単に太っているだけではなくセックスの素質がある女であった。
「あー出そう、小春ちゃんのイキまんこに出していい?」
「ああああっ、だめ、そんな…いわれたら…また…んぅぅぅぅっ」
克哉はいよいよ我慢できなくなって、自分の上体を小春の背中に倒れ込ませて覆い被さった姿勢になり、獣のように腰だけ振っていた。
「出る…、ああ、いっく…ぅっ」
「あぁぁぁんっ、あ、ああ、すごぃ…また、あ、ああああっ」
激しく腰を打ち付けて彼女の全身の肉を揉みしだきながら、力一杯克哉は射精した。
同時に、小春も何度目かの絶頂を迎えていた。
「はぁ…あー、やば…」
「はぁ、はぁ…んんっ…はぁっ」
互いに一気に駆け上るように絶頂した最初の挿入だったが、2人の相性の良さを表すように、この後克哉は一晩で更に5回も射精した。
こんなことは、克哉にとっても初めてのことだった。
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パイズリもしてもらったし、正常位でおっぱいに顔を埋めもした。
背面騎乗位で尻を激しく振る後ろ姿に見惚れたし、とろとろの内腿で扱いてもらうのも極上の快感だった。
小春とのプレイをあれこれ思い出して、克哉はこれは忘れられない相手になりそうだと確信した。
たくさんの経験をしてきた克哉だが、ここまで興奮したのは初めてかもしれなかった。
「小春ちゃんさ、また会えたりする?」
「え?あー、そうですねえ」
ワンナイトがほとんどの克哉は、口にし慣れない言葉を思い切って発してみた。
しかし小春の反応はなんとなく鈍い。
「すっごい良かったからさ、俺また会いたいんだよね」
素直になるしか術はない。
「うん、私も楽しかったですよ?またこちらからご連絡しますね、機会があればぜひ!」
明るい口調だが、脈はなさそうだ。
それくらいは克哉はわかるし、しつこくしても仕方がない。
運が良ければまた彼女と会えるか、彼女のような性的に最高の女性に出会えることもあるだろうと思って、またアプリを開く日々に、克哉は戻ってゆくのであった。
(了)
情景が目に浮かぶ、最高……!
もちまる さん 2023年10月25日