女教師の秘め事 (Page 4)
「本当は生徒思いの先生だって分かってました。……俺、家が厳しくて成績も1位じゃないと認めてもらえないような感じで……1年の中間テストで俺、1位取れなかったんです。その時に高木先生が努力した結果だから充分すごいよって言ってくれて……その時から気になってました」
「そんな前から……?」
「高木先生、好きです」
真剣に告白されて心が揺れる。突き放しきれない自分にあきれながらも嬉しくて胸が高鳴る。
「あの……でも、生徒だし……」
「卒業したら、付き合ってくれますか」
「……待てるの……?」
「はい。待ってます。それはそれとして、最後までしていいですか。約束だし」
「ええっ……いいわ。約束だから」
詩乃は机に座った。
性急に下着を脱がされてローションをたらされる。右手で愛撫しながら左手で自分のベルトを外そうとしてもたもたしていた。
「本番はもっとちゃんとしようと思ってたのに……」
何とかベルトを外して下ろすと、すでに勃起したモノが飛び出した。
「すいません先生、あんまり余裕なくて……」
「いいわ、来て……」
ぬぶりと男が入り込んでくる。
「ひあ……」
その長さと大きさを活かしてヌジュヌジュと抜き差しされる。初めて迎え入れた形なのに、しっくりと馴染んで快感を高めていく。
「先生、先生……」
うわ言のように繰り返しながら陸が突き込んでくる。
「っ詩乃……!」
「ああっ……!」
中に出されて、詩乃も痙攣しながら絶頂を迎えた。
お互いを抱き締めながら息を整える。
「……抜いてないから1回でいいですよね……?」
若いからか、すぐに復活して硬くなってきていた。
「もう、仕方ないわね」
陸の額を軽く叩いて、詩乃は笑った。
(了)
まとまった話でさらにハッピーエンドなのがいい!
もちまる さん 2023年7月29日