女教師の秘め事 (Page 3)
指が入ってくる。すぐに中のザラザラした部分を見つけ出していじってきた。
「ひあっうあっ」
「あ、やっぱりここ? 先生、気持ちいい?」
「し、知らないわよ……ああっ」
「答えないなら、先生ばっかり気持ち良くなるのはずるいよね」
陸が後ろに回った。足の付け根に熱いモノを挟まれて、後ろを振り返る。
「入れたら終わりだから、素股ってやつで」
「ひいっやああっ」
敏感な部分を亀頭でこすられて足を閉じる。閉じると形をより鮮明に感じてしまうが、足が震えて開けない。
「ひあっああっああん」
ビクビクとイッていると、モノが膨らむのを感じた。陸も絶頂を迎え、白濁液が床に飛ぶ。
「……ごめん、先生。下着汚しちゃった」
濡れて濃くなった紫色に白い白濁が散っている。
答える力もなく、詩乃はうなだれた。
昼休み、詩乃が廊下を歩いていると陸が数人の友達と一緒に前から来るのが見えて、反射的に隠れた。どうして隠れないといけないのかと思いつつも、今更出られなくて体を縮こめる。
「今日、カラオケ行こうよ」
「悪い、俺はパス」
「陸、最近つきあい悪いよ」
女生徒が陸に背中から抱きついた。
「ちょっと忙しくて」
「指導室に入っていくの見たけど、何か注意されてるのか?」
「えー、そうなの? 鬼ババなんか無視すればいいじゃん」
「人の事、鬼ババとか言うなよ」
陸にたしなめられて、女生徒が不満そうに口を尖らせる。
「ねえ、PTAにちくっちゃおうよ。そんで飛ばしちゃお」
「そんな事したら許さねえからな」
陸に凄まれて女生徒が黙る。
「山田は陸が好き好きだからなー」
「ちょっと、言わないでよ!」
生徒達が通り過ぎるのをじっと待つ。
教師と関係を持つより、同年代の女の子と付き合った方がいい。
大人である自分がきちんとしなければと、詩乃は唇を噛み締めた。
「もうやめにしましょう」
詩乃が切り出すと、陸が真顔になった。
「早く最後までして、終わりにしましょう」
「先生、俺なしでいられるんですか?」
「平気よ。子供が分かった風に言わないで」
「写真、ばらまきますよ」
「構わないわ。もう失敗しているみたいだから」
「失敗?」
「私、前の学校で学級崩壊を起こしかけたの。生徒が好きであまり注意もできなくて……だから、今度は強くなろうと思ったの。でも鬼ババなんて言われて……うまくいかないわね。だからもう教師を辞めようと……」
「嫌だ」
陸が詩乃の両肩をつかんだ。
「俺、先生が好きだ」
「え……」
「取り引きして、身体から堕としていこうって思ってたけど、先生がその気ならもうなりふり構ってられない。先生、俺とつきあって」
「好きって言われても……」
「迷惑?」
捨て犬のような表情にほだされそうになる。
まとまった話でさらにハッピーエンドなのがいい!
もちまる さん 2023年7月29日