束の間の恋の為に (Page 5)
「う、んっ、うぶぅ…!!」
口の中に濃い精液の味が広がると同時に、チャリンチャリンと貯金箱を振る音がしました。
「はーい、一発出したら500円で〜す」
「終わったなら早く代われよ」
「えー?お掃除フェラの途中だったのに…」
あどけない顔の男の子は残念そうにペニスを引き抜くと、それを私の頬で拭きました。
「むぐっ…!」
一旦解放された口はすぐ、別のペニスで塞がれます。
「つーか、これマジでお前の子供?やばくね?」
挿入していた男の子が、怖々といった様子で私の膨らんだお腹を撫でました。
「マジマジ。分かってすぐ旦那と中出しセックスさせたから誤魔化せるだろ」
どうしてももう一人子供が欲しい、という私の嘘に、快く応じてくれた優しい夫。
年の離れた兄弟が出来ると知った娘の、何も知らない嬉しそうな顔…
安定期も過ぎ、すっかり妊婦体形になった私を、悠斗君は抱かなくなりました。
その代わり、度々沢山のお友達を連れてきては、お小遣い稼ぎとして私に奉仕を命じます。
「ほらおばさん、ちなっちゃんの為に頑張れ頑張れ」
「ぅむ…っ…ん…ぐぽっ…んん…」
喉の奥まで捩じ込まれるペニスにえづきながら、言われるまま一生懸命舌を動かしました。
「…ばーか」
悠斗君はスマホを置き、徐に私のクリトリスを摘まみ上げました。
「ふぐっ…?!」
「娘の為とか理由つけといて、単に犯されたい変態なんだよ、コイツは。なあ?」
「んんっ、ん、ん———!」
充血したクリトリスを乱暴に捏ね回されると、快感が波のように押し寄せてきて、戸惑いのうちにイかされてしまいます。
「秒でイくじゃん。いいオモチャ見つけたよなー」
「まあな。お前も大好きなチンポに囲まれて嬉しいだろ」
「…んぅう…!ふっ…ぅぐ…う、嬉ひぃれす…んぶっ…ぉごぉ…」
…顔だけの最低男。
あの時一時的に傷つけることになっても、正直に真実を告げて別れさせていれば。
そんなことはもう、今更いくら考えたって遅いのです。
「ひぐ、いっ…んぉぉぅ…!」
透明な潮を巻き散らして絶頂を迎えるたびに、何か大事なものが一つずつ失われていくような、そんな気持ちになっていくのでした。
(了)
良いですね
初めまして。私・都内某進学校で数学を担当して居ります。毎日・忙しいのですが癒やされて居ます。高揚して居ります。嬉しいです。
国立 さん 2021年9月28日