つづる想い (Page 5)

「晩ごはんは食べた?」
 お互いの体を触りながらゴロゴロしていると、睦月が訊いてきた。
「新幹線の中で軽く」
「リクエスト通り、明太子フランスを買っておいたわよ」
「ありがとう。……明日、出かけないか?」
「どこに行くの?」
「手紙を入れる箱を買いたいなと思って」

 睦月の手が止まって、逞の顔を覗き込んできた。
「とびきり綺麗な箱に入れたいわ」
「そうだな」
「ビニール袋に入れた匂いってどのくらい持つのかしら」
「さあ……老後まで持てば2人で嗅ぎ合えるのにな」
「そうね。ふふ」
 睦月が抱きついてきて、逞も抱き締め返した。

(了)

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