やらしい2人の現実逃避 (Page 3)
「…ぁっ…はぁ、ん…あぁ…」
安アパートの煎餅布団の上で、女の子―――栗原茜ちゃんはスカートを捲り上げ、カメラに向かってオナニーを披露してくれていた。
飾り気のない指先が、慣れた手つきでクリトリスを捏ね回し、左手は痛そうなくらいに乳首を弄っている。
「こういうこと、いつもしてるの?」
「…っ…ほんの…と…時々…んんっ…」
「時々かぁ。にしては、慣れてるよね~」
「あ…」
俺はずり落ちかけていた茜ちゃんの眼鏡を外した。
とんでもない近眼だったのだろう、素顔になればぱっちりした大きい二重で、かなり可愛い。
「顔、可愛いじゃん。この瓶底眼鏡やめたら?」
「…や…見ないで、下さぃ…」
「体はいいのに、顔はダメなんだ?」
「んっ…!」
白い頬っぺたにキスをすると、茜ちゃんはびくっと震えた。
「ねえ、カメラに向かって開いて見せてよ」
「………は、い…」
濡れた指がおまんこを大きく開く。
ピンク色でてらてら濡れた内側は、不規則にヒクヒクと収縮し、なんとも卑猥な光景だ。
「見てるだけで溢れてくるね。恥ずかしいの、好きでしょ?」
「…そん、な…ぁあ…ィャぁ…」
「ほら、とろっとろ…」
ズームした画面の中で、小さな穴から溢れ出した蜜がゆっくりとお尻の方へ垂れていった。
「ね…何でぱんつ履いてなかったの?そういう趣味?」
「…、…受験勉強のストレスで…モヤモヤしちゃって…っ…でも、今日が初めてだったんですぅ…ゴメンなさい…」
茜ちゃんは我慢できなくなったのか、またクリトリスに手を伸ばしてオナニーを始める。
「…そっかー…俺も同じ高校だったからさ、何か分かるわ。厳しいよな、あそこ」
「…え…?」
高校3年間、青春の甘酸っぱい思い出など何もなく、ただひたすら家と学校と塾の往復。
部屋に戻れば勉強の合間にオナニー三昧だった気もする。
何かに没頭していれば、余計なことを考えずに済むからだ。
「…つーか、自分だって就職決まんなくてイライラして、気付いたら茜ちゃんのお尻触ってて…何か、ゴメンな…」
俺は茜ちゃんの物欲しげな下の口にゆっくり指を入れた。
「ひゃぁぅっ?!」
大きく開いていた足がびっくりしたように閉じる。
「…ごめん、痛い?」
茜ちゃんは俺の襟を握りしめ、小さく首を振った。
「初めて?」
「…はい…あっ…ぁ、ん…あぁあ…!」
傷をつけないように、ゆっくりゆっくり中を探る。
「ひ、ぁ…!ぅんっ…」
「ここ、気持ち良いんだ」
「お、兄さぁん…そこ…はぅ…!…あぁ、ダメ…あっ…ああ…!」
指を入れたままクリトリスを撫でてあげると、痛いくらいに中が締まって、自分も我慢の限界が来た。
「…ちゃんとゴムつけるからさ…もうちょっとだけ、現実逃避しない…?」
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