夢の果て (Page 2)
「挿れていいよ」
「……うん」
和也は狙いを定め詩織に腰を押し込んだ。
「んっ」
詩織は和也の下で小さく体を震わせた。
「生だといつもと違う感じだな」
和也は男性器に直に伝わる詩織の秘部の温もりに違和感と喜びを感じる。
「そうだね。和也との赤ちゃんできちゃうかも」
「大丈夫。責任はとるよ」
「ありがとう。大好き」
詩織は、にこっと笑みを浮かべた。
「動かすよ」
「うん」
詩織は頷くと体を強張らせた。和也はその様子を見て詩織の心構えを確認すると腰を動かしだす。和也が腰を動かしだすと詩織は和也の首元に腕を回した。和也の男性器は詩織の秘部を削るように挿入を繰り返す。
「気持ちいい?」
和也は自分の真下で自分の与える興奮に体を震わせている詩織に尋ねた。
「気持ち良すぎるよ」
「詩織。本当に中に出すぞ」
「いいよ。思いっきり出して」
詩織がそう言うと和也は一瞬、顔を強張らせた。詩織の秘部に温かい精液が流れ込む。すると、和也は顔だけでなく全身から力が抜けた。詩織は秘部に熱を感じながらも膣内にキュッと力を入れた。和也の男性器は中に残っていた精液まで絞り取り出された。
「あぁ、気持ちいい」
和也は快楽に浸った。そして詩織の上に倒れこんだ。
「幸せにしてよ。和也」
詩織は和也の耳元でそう囁いた。
「任せろ」
和也はそう言うとしばらく詩織の上で余韻に浸っていた。
(了)
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