卒業式

・作

彩と桜木は、生徒と教師という立場にも関わらず交際を行なっていた。だが、その中でもお互いの理性によって一線は超えずにいた。しかし、卒業を期に生徒と教師という関係は終わり1人の女性と1人の男性としての関係が始まる。卒業式を終えたばかりの彩は桜木と体を重ねることで子供を卒業していく。

「卒業おめでとう」

桜木は自室の椅子に腰掛け、元生徒である彩に向かって微笑んだ。

「ありがとうございます。これ、大学生っぽいかなと思って着てきたんです。似合ってますか?」

彩は少し大人びたワンピースを見に纏い笑みを浮かべた。

「とても似合ってるよ」

「ありがとうございます」

彩はこくんと丁寧に頭を下げた。

「さて、卒業式も終えたことだし、君と僕は生徒と先生という関係ではなくなったわけだ」

「はい」

彩は嬉しそうに返事をした。

「今日から君と僕は恋人だ」

桜木がそういうと彩は満面の笑みを浮かべた。

「やった。桜木先生大好き」

「先生は辞めてくれ」

桜木は照れ臭そうにした。

「じゃあ、桜木さん?」

「あぁ、なんでもいいよ。呼び方なんて。それよりも今日はここに卒業式をしにきたんだろ?」

桜木がそういうと彩は照れた様子で返事をした。

「……はい」

桜木はその様子を見ると立ち上がった。そして彩の腰に手を回し抱き寄せた。

「彩。愛してるよ」

「私もです。桜木さん」

2人は互いに見つめ合うと唇を重ねた。2人は互いの唇の感触を楽しむようにゆっくりと目をつぶる。

「初キスはどうだった?」

唇を離すと桜木が尋ねた。

「とてもドキドキしました。っていうか今もドキドキしています」

「そうか。じゃあ、彩の女の子としての卒業式を始めようか」

「はい」

彩は返事をすると先ほど桜木に自慢していたワンピースを簡単に脱ぎ捨てた。桜木もその様子を見て同じように服を脱ぐ。

「ベッドに横になってごらん」

彩は言われた通り、ベッドに横になる。桜木は彩の顔の横に手をつき覆いかぶさった。

「このベッド、桜木さんの匂いがする」

「そりゃ、そうだろ。これは僕のベッドだもの」

「えへへ」

彩はあどけない笑みを浮かべた。桜木もつられて微笑む。すると桜木は彩の胸に視線を下ろした。

「彩の胸は予想はしていたけど小さいな」

「私のこと嫌いになりましたか?」

「そんなわけないだろ。それにちっちゃくても立派な乳首がついてるだろ」

桜木は彩の胸の先にあるピンク色の乳首を指で弄った。

「んっ、それは興奮してるから大きくなってるんです」

「じゃあ、もっと大きくしてあげよう」

桜木はそういうと彩の乳首に吸い付き腕を下半身に伸ばした。桜木の指が彩の秘部を刺激する。

「んんっ」

彩は喘ぎ声をあげ、身をよじらせる。桜木はその様子を楽しみながら口と指を動かした。彩の首筋に汗が浮かび上がった頃、桜木は手を止めた。

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感想・レビュー

1件

卒業式 へのコメント一覧

  • なんかいい初体験セックスだよね❗️♥。今までは、生徒と教師の立場だったのに、学校を卒業して、やっと本当の意味で恋人同士になって、初体験セックスをして、女の子からも卒業出来たんだからね❗️。取り敢えずいろんな意味での卒業おめでとう❗️。ただ、その後どうなったのかな❗️❓️その続きが気になるけどね❗️❓️。

    サイトウシンイチ46歳 さん 2020年11月8日

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