湯けむり不倫旅行
夢のマイホームに優しい夫、専業主婦でたまに習い事に行く、自由気ままな毎日。そんな私の唯一にして最大の不満は、夫との満たされない夜の生活でした。結婚3年目にしてとうとう我慢できなくなり、連絡をくれた元カレと不倫温泉旅行へ。ごめんなさいあなた、本当の私は虐げられて悦ぶ変態雌豚なんです…
職場の先輩だった夫と結婚して、はや3年。
夫の希望で専業主婦となり、小さいながらマイホームも建て、幸せな毎日を送っていました。
ただ一つ不満を挙げるとするならば、贅沢な生活をさせてもらっておいて本当に申し訳ないことなのですが、夜の生活が淡白なこと。
付き合っている頃から性欲の薄い人なのは知っていましたが、結婚後に夫婦生活があったのは本当に数えるほどで、それもほんの15分程度。
特に今年からは出張の多い部署に異動したことで、家を空けることも多くなって、子供など夢のまた夢でした。
出張中も朝晩の連絡はかかさず、気難しい私の父とも上手く付き合ってくれる、勿体ないほどできた夫。
それなのに、私は…
夫は昨日から、海外に一週間の出張。
今私の隣にいるのは、大学の同級生で、元カレの三谷君。
性格が合わなくてほんの数ヶ月の交際だったものの、体の相性が良すぎて中々離れられず、学生時代から私が結婚するまでの間、ずるずるとセフレの関係が続いていました。
「3年も我慢するなんて、無駄に頑張ったよね~」
田んぼばかりの長閑な場所を走る電車に乗って、昼間から缶ビールを飲みながら、三谷君は私を鼻で笑いました。
結婚後も時々来ていた三谷君からのお誘いメールを、それまでは浮気なんてとんでもないと無視していたのに、欲求不満のあまりとうとう返信。
そして『旦那さんが出張の時、泊まりでどっか行かない?きっと楽しいよ!』という言葉に、彼との刺激的なセックスを思い出し、こうしておめおめと人里離れた田舎の温泉宿へ向かっているのでした。
「…三谷君も、結婚したんだ」
左の薬指に光る指輪を見て、私はそう言いました。
「ああうん、去年社長の行き遅れ娘と。すげーブスなんだけどさぁ、出世のためだからしょうがないよな」
「そう、なんだ…」
本音は最低でも、外面だけは驚くほど良い三谷君は、きっと家ではいい夫を完璧に演じているのでしょう。
「あー、やめやめ。嫁の顔思い出したらマジ萎える」
三谷君は残っていたビールを飲み干し、着ていた上着を脱いで私の膝に掛けました。
そして当然のようにその下に入ってきた手は、スカートを捲り上げて下着の中に。
「ちょっ…三谷君…」
「なに?」
「なにって…ゃ…ここ、電車…」
「うん。それで?」
「ひ…人に…見られたらっ…」
「…真奈美だって、こういうこと期待して、ノコノコ会いに来たんだろ?」
「―――ぁっ…!」
ずぷっ、と遠慮なくおまんこに指が入れられました。
「もうビショビショじゃん。家出る前までオナニーしてた?」
わざと音を立てるようにぐちゃぐちゃ掻き回され、私は口を押さえて声を堪えます。
「…ふ…ぅ…んんっ…」
「ねえ、聞いてるんだけど」
「っ…み、たに君…やぁっ…やめて…ぁぐっ!」
三谷君はいきなり私のクリトリスを指先で抓り上げました。
「ひぃっ…!ぁ…うっ…」
「おい雌豚」
「!」
急に一段低くなった声に、私はびくりと震えました。
「…たった3年で飼い主の呼び方も忘れたのか?」
先程まで普通だった三谷君の瞳は、ぞっとするほど冷たいものに変わっていました。
それを見た瞬間、ぞくぞくっと全身に鳥肌が立ちました。
「…ぁ…ぁ…っ…すみません…ご、主人…様…」
「ご主人様が遊んでやってるんだから、ブヒブヒ拒否すんな。分かったか」
「は、はいぃぃ…あ…ぁっ…ぁああっ…!」
…くちゅくちゅくちゅ、ぐちゅっ…!
容赦ない手マンに、私は腰を浮かせながら、派手に潮を噴いてイってしまいました。
開いたままがくがくと震える足を、生温い液体が伝っていきます。
「…相変わらずチョロい奴」
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