アナザーバトル (Page 6)

 北原は工事現場に逃げ込んだ。
 香織はそれを追って、工事現場の中に飛び込む。
 周囲は暗い。香織は両腕を電光で覆った。
 両腕の電光が明かりとなる。

(あいつは、どこ?)

 いつでも電光を放てるように身構えながら、香織は北原の姿を探す。
 と、何かが音を立てて香織に向かって飛んできた。

「わわっ!」

 何が飛んできたのか……それを見た香織は、慌てて後ろに跳んだ。
 飛んできたのは鉄骨だ。香織が立っていた場所に、大きな音を立ててぶつかる鉄骨。
 後ろに跳ばなければ直撃していた。
 高速で飛んできた鉄骨、それが直撃していたら……想像するとゾッとする。
 鉄骨は1本だけではない。2本、3本……と立て続けに飛んできた。
 香織はある鉄骨は跳んで避け、ある鉄骨は電光で撃ち落とす。

「姿を見せなさい!」

 香織の叫びに応えるかのように、北原が姿を見せる。
 北原の周囲には、数本の鉄骨が浮かんでいた。念動力で浮かばせているのだ。
 宙に浮く多数の鉄骨が、香織に向かって高速で飛ぶ。
 香織は電光を使って次々と鉄骨を撃ち落としていく。
 北原は香織に向かって走る。香織が電光を放とうとした瞬間、北原は身を沈めた。
 北原の背後には、鉄骨が浮かんでいた。
 それは香織に向かって飛ぶ。

「っ!?」

 香織は不意を突かれる形となる。
 反応が遅れるが、それでもどうにか電光で鉄骨を撃ち落とすことができた。
 だが、接近した北原には対応できなかった。

「がはっ!」

 目に見えない力で腹を打たれる香織。苦しげな声が口から漏れ出る。
 北原の念動力を腹に叩き込まれた香織は吹き飛ぶ。
 路面に落ちるかと思ったが、香織の体は空中でピタリと止まった。

「狩りの邪魔をしてくれた礼をしないといけないな」

 念動力を使って香織の体を止めた北原。
 香織は北原の前で大の字で体を固定される。
 開襟シャツの胸の部分を押し上げている膨らみを見て、北原はニヤリと笑う。
 北原の右手が香織に向けられる。
 香織の開襟シャツが、念動力によって左右に引っ張られた。
 ボタンがすべて弾け飛び、前を大きく広げられる開襟シャツ。
 乳房を覆うFカップのブラジャーが露わになる。
 凝った刺繍が施されているブラジャーの色は水色で、カップとカップの間を赤いリボンが飾っていた。
 そんなブラジャーも、北原の念動力ではぎ取られる。
 Fカップの乳房がユサッと大きく揺れながら、むき出しとなった。
 濃いピンク色の乳首で飾られている大きな膨らみを見て、北原は下卑(げび)た笑みを浮かべる。
 乳房に無遠慮な視線を向けられ、香織はわずかに頬を赤くさせた。

公開日:

感想・レビュー

コメントはまだありません。最初のコメントを書いてみませんか?

レビューを書く

カテゴリー

月間ランキング

最近のコメント

人気のタグ

中出し 乳首責め 巨乳 フェラチオ 指挿れ 女性優位 クリ責め クンニ 調教 レイプ 潮吹き 騎乗位 処女 言いなり 口内射精 無理やり 羞恥 言葉責め 処女喪失 オナニー ラブホテル 不倫 教師と生徒 拘束 女性視点 イラマチオ 玩具責め 淫乱 熟女 積極的

すべてのタグを見る