アナザーバトル (Page 7)

「こ、このっ！」

　北原に電光を飛ばそうとするが、それよりも速く、

「あぐっ！」

　念動力による攻撃を腹に叩き込まれてしまう。
　呼吸が詰まり、痛みで意識が集中できず、電光を飛ばせない。
　苦しむ香織の姿を楽しげに眺めながら、北原は両手を彼女の胸へと伸ばす。
　ギュウッと鷲掴みにされる、香織の両の乳房。

「くっ……！」

　遠慮が感じられない力で乳房を握られ、香織は顔を歪めて小さく声を漏らす。
　香織の乳房は柔らかい。少し力を入れた程度で、ズブズブと指が深く沈み混んでいく。
　ただ柔らかいだけではない。芯の部分には、沈み混んできた指を押し返そうとする弾力もあった。
　柔らかさと弾力を兼ね備えた香織の乳房。
　北原は香織の乳房の感触を楽しむために、乱暴に指を動かした。

　グニグニ、グニグニと揉まれる両の乳房。
　強い力で何度も何度も揉まれ、乳房の肌には指の痕が赤く浮かんでいく。
　香織は北原の手を乳房から離そうとする。
　体を暴れさせるが、無駄でしかない。
　北原の念動力で拘束されている香織の体。北原の指が乳房から離れることはなかった。
　香織は乳房を揉まれ続ける。
　北原は4本の指で乳房を揉み続けながら、人差し指を濃いピンク色の肉突起へと伸ばす。
　人差し指の爪の先が、乳首をつっつく。
　乳首はつっつかれるだけではなく、引っかかれもする。
　爪の先で刺激された濃いピンク色の乳首は、香織の意思とは無関係に、勝手に硬く立ち上がってしまう。
　北原の爪は、立ち上がった乳首を強く引っかいた。

「くっ……」

　引っかかれた乳首から痺れ混じりの痛みが走ってきて、香織は小さく声をこぼす。
　かすかに痛みの色が感じられる声。
　北原は痛みの色がある声を漏らす香織が楽しいのか、何度も何度も乳首を引っかいた。

「うっ……くっ……うっ……」

　引っかかれるたびに乳首から痛みが走ってきて、香織の口からは声が漏れ出てしまう。
　北原は、香織が口から漏らす苦痛の色がある声をもっと聞きたくなる。
　引っかくのをやめると、北原は親指と人差し指の2本の指で乳首をつまんだ。
　つままれた香織の乳首は引っ張られ、キュッとひねられる。

「あうっ！」

　香織の体がビクッと震えた。
　引っかかれる以上の痛みが、ひねられた乳首から走ってきた。
　北原の指はキュッ、キュッと何度も乳首をひねる。
　乳首をひねられるたびに香織は、

「くうっ！　あくっ！　あうっ！」

　と声を響かせた。
　ひねられる乳首は、赤みを増していく。
　北原は乳首をひねるだけではなく、ギュウッと押しつぶしたりもする。

「ああっ！」

　乳首をなぶられて、体を震わせながら痛みの色で染まっている声を響かせる香織。
　そんな彼女の姿は、北原を楽しませる。
　北原は乳首をなぶり続けながら、視線を香織の下半身へと向けた。
　念動力がジーパンのベルトとホックを外し、ファスナーを下げる。
　ジーパンは一気に足首まで下げられた。
　ブラジャーと色を合わせたショーツ……凝った刺繍が施されている水色のショーツが露わになる。
　北原は水色のショーツに意識を集中させた。
　ビリリッ！　と音を立てて破られるショーツ。
　ただの水色の布切れと化したショーツは、香織の足元に落ちた。
　薄めの柔毛で飾られた股間と、引き締まっている尻が露わになる。
　羞恥で赤く染まっている香織の顔は、さらに赤く染まっていった。