青い薔薇の剪定者は昔日の面影を纏う (Page 6)

「我慢できないのかな?」

 こくりと羞恥に震えながら睦実は頷いた。

 彼はさっと睦実の背後に回り、大きく足を開いた状態で持ち上げた。

「きゃっ」

 小さな悲鳴を上げ、睦実は背後へと必死に手を伸ばして彼に掴まる。

 大きく広げられ、ひくついている秘裂へと彼は自らの男根を触れさせる。途端に睦実は体を震わせた。

「自分で入れてごらん」

「ああ、そんな。上手く入れられないの。俊和さん。お願い。もう入れてぇ」

 発情した声で懇願され、彼は苦笑交じりに告げた。

「そんな大きな声でおねだりすると俊倫が起きてしまうよ」

 一片の理性が獣欲に勝り、罪ははっする。冷静になりかけた脳髄を串刺しにするかの如く彼は逞しい男根を一気に根元まで挿入した。

 肉の壁を押しのけ、最奥にある小部屋の扉へ強烈なノックをする。

「……っ!」

 かちかちと歯を鳴らし、強烈な絶頂の快楽に耐えている睦実へ彼はさらに追い打ちをかけた。泡立ち白濁した愛液が彼の男根を根元まで染める。

 挿入してすぐの絶頂の波を逃さず、彼は幾度も幾度も女性の秘奥を串刺しにした。

「あぁっ、お。おっ、おぁぁぁ」

 がくがくと力なく睦実が身体を震わせ、大きすぎる悦楽の波に呑まれる。意識を飛ばしかける睦実を挿入した状態のまま、布団へと運んでいく。

「まだ、私は達していないよ」

「……ごめんなさいぃ、一人だけ、またぁ、一人でイってごめんなさいぃ」

「お仕置きだよ。どうすればいいか、分かるね」

「こっちも、たくさんいじめてください」

 うつ伏せて、睦実は尻を高く上げた。自ら菊門を大きく広げ、入れてほしいとねだる。

 言われた通り、彼は彼女の肛門へと容赦なく男根を埋めた。

「いぎぃっ」

 びくん、と睦実の身体が跳ねる。細い背を反らし、自ら腰を打ち付け快楽を貪っていた。

「静かにしなさい」

 先端が埋まっている程度まで男根を引き抜いて言う。

「俊倫が起きたらどうする?」

「ああ、いやぁ、それはぁ」

「一緒に犯してほしいのかね?」

「ちが、ちがいますっ」

 ずんと腰を睦実の尻に打ち付ける。

「あああっ」

 先端ギリギリまで抜き、一気に根元まで挿入する。それを何度も繰り返し、より深い絶頂へと睦実を押し上げていく。

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