ビッチな先輩の企み (Page 4)

「ちょ、え、え?」

早紀は自分に男としての警戒をしていないだけだと思っていたが、大樹もさすがにこの状況で、性的に誘われていることに気がついた。
早紀は大樹のシャツのボタンをゆっくり外している。
タンクトップからこぼれんばかりの豊かな乳房とその谷間を真っ向から見せつけて、ゆっくりと。

「先輩、冗談…」

憧れの女性とやれるのかという興奮と、しかしからかわれているだけかもしれないという不安との両方が大樹の中にあり、そのためしゃぶりつきたいような身体を目の前にしても大樹は自分からは動けなかった。

「冗談だと思うの?」

早紀は顔を大樹にぐっと寄せ、そう言ってから大樹にキスをした。
大樹の方が固まっているので、軽くふわっと押し付けるようなキスを数回。
そしてちろりと出した舌で少しだけ大樹の唇を撫でた。

「っ…あ、」

顔を離した早紀は、大樹のベルトに手をかけた。
ベルトをあっという間に外し、ズボンを脱がせる手際も早い。
早紀は下着の上から大樹のペニスにそっと触れた。

「あ、ちょ…」

「こっちはその気みたいだけど」

こうして触れてみなくても、先ほどからずっと大樹のペニスが勃起していることはわかっていた。
わかっていたが、触れてみるとそのモノの良さが期待以上だったので早紀のテンションは上がる。

「嫌なら嫌、できないならできないってちゃんと言って?って、いつも言ってるよね」

「い、いや、じゃない…です」

大樹の返事を聞いてにっと笑った早紀は、すぐ横にあるベッドの方に軽く大樹の身体を押して倒した。

「尾形くんって、童貞?」

ベッドの上に仰向けになった大樹に跨って見下ろしている早紀は、自分の着ていたパーカーを脱いだ。

「ちが、い、ます…けど」

タンクトップ1枚で、乳房の形もくっきりわかる姿の早紀を見て、大樹は抑えきれない興奮と混乱を感じた。
これは現実に起こっていることなのかどうか、脳が処理を拒否しているように理解が追いつかない。

「ふーん、そっか」

現に大樹は童貞ではなかった。
学生時代に交際した同級生の女性がいて、その人と2、3度経験はあった。

「でも…こういうのは…初めてです」

女性の方から積極的に誘われるのは初めてだったから、大樹は素直に言った。

「あはは、こんなの初めてって、終わってから言うもんじゃない?」

早紀は大樹の下着に手をかけると、するっと脱がせた。
大樹のペニスは、やはり平均より長さがあり、形のいいモノだった。
若いからか、反り返るように強く勃起している様子は早紀をそれだけで満足させた。

「じゃ、本当に尾形くんにとって初めてなことしちゃおっかな」

早紀は大樹の腰元に移動して、大樹のペニスをぱくっと咥えた。

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