ちっちゃい妹じゃだめですか? (Page 6)

「凛っ!」

 彼の目の色が変わった。

 そして気が付いたら、彼に組み伏せられていた。

 フローリングの床に押し付けられた凛の身体を彼の手がまさぐり、子供っぽい服を剥ぎ取っていく。

「ああ、だめ智くん、見ないれえ」

 明るい照明の下に貧相な胸が晒された瞬間、思わず甘えた声が漏れた。

 ぜんぜん育たないのに、乳首だけ大きく固く屹立している。

 こんな醜い胸を、大好きな人に見られたくない。

 すぐに隠そうとしたが、大きな彼の手が両手首をまとめて握り、頭の上に押さえつけられる。

「あ、あんん!」

 彼の舌が凛の嫌いな乳首をねぶり、今まで感じたことのない痺れを駆け巡らせた。

 びっくりするほど鼓動が高まり、声を抑えられない。

「あ、やあ! んは! らめえ!」

 大好きな彼が醜い胸を嫌がるどころか美味しそうに吸い付き、優しく撫でてくれる。

 そう感じた瞬間、凛の身体がビクビクと震えて頭がクラクラとしてきた。

 自分で弄っていた時とは、比べ物にならない刺激に思考が止まる。

「あ、ああ! んあ、きもちい、きもちいいの! んああ、イク、イクイクイク!」

 目の前に小さな火花が散った。

 腰がビクンビクンと戦慄き、背中を反らせてしまう。

「んはあ……。ん、んん」

 ぼんやりとした視界の中に、蕩けた目を向けてくる彼の顔が見える。

 彼と一つになりたくて仕方がない。

「……ベッドに行こうか」

 そんな彼のセリフに、凛はコクコクと何度も頷いた。

*****

 ベッドの上にそっと寝かせた凛が、真っ白い身体を隠すことなく晒してくれていた。

 その潤んだ赤茶色の瞳は、俺の顔から視線を逸らさずじっと見つめている。

 俺は邪魔な服を脱ぎ、ベッドに上がって彼女に覆い被さった。

「智くん、智くうん」

 彼女が待ってましたとばかりに両手を伸ばして、小さな唇の隙間から舌を突き出してくる。

 俺はピンク色の舌にちょんとキスをしてから、彼女の小さな膝を押さえて足を開かせた。

 少しだけ抵抗を見せたものの、凛は真っ赤な顔を逸らせて自分で太腿を抱え、腰を突き出す。

 そこには、彼女の見た目通りの一本線があった。

「開いて見せて」

「え? あ、……うん」

 凛の細い指がおずおずと両側に添えられ、一本線がにちゃりと左右に開かれた。

 わずかに左右非対称なピンク色の柔肉が開いてとろりと蜜が溢れ、頭がクラクラするような牝の匂いを放つ。

 白い肌に赤く充血した肉襞が映え、蜜を湛える花が咲いたようだ。

「智くうん」

 凛の甘えた声に合わせて赤く充血した花弁が震え、蜜がこぼれ落ちる。

 もう、準備万端だ。

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