ちっちゃい妹じゃだめですか? (Page 8)

「動くよ」

「きて」

 艶のある凛の声を聞き、俺は腰をゆっくりと突き出した。

 みちみちと音がするかのように、肉槍が閉じられた穴を開いていく。

「ん、んんふっ! んあうっ!」

 凛がさっきとは違う嬌声を漏らし、先端がコツンと何かに当たったのを感じると同時に艶のある鳴き声をあげた。

「奥まで入ったよ」

「ん、んん」

 彼女は口をむにゅむにゅと動かすいつもの嬉しげな笑みを浮かべると、自分の下腹部に目を落とした。

 俺もつられて視線を落とすと、肉茎の根元がわずかに赤く染まっているのが見える。

「んふ。やっと、智くんにあげられたーーんあっ」

 彼女の可愛い台詞に肉槍がビクリと反応し、凛のお腹がプクリと動いた。

 俺の屹立が、内側から彼女のお腹を膨らませているらしい。

「智くんの、大っき。でもまだ、もうちょっと」

 彼女はそう言うと、腰を浮かして俺の腰に両足を絡めてくる。

「え? 凛、待ってーー」

「だ、いじょぶ……。まだ、もうちょっとなら入る、から……」

 慌てて退こうとした俺の腰を押さえつけた彼女は、苦しげに息を吐き出しつつゆっくりと俺のものを飲み込んでいった。

 亀頭がポケットのようなところにぷるんと入る不思議な感覚に襲われると同時に、肉茎が吸い付かれ、扱かれ、締め付けられる。

「り、凛! んんくっ」

「んあ! はあ……。わ、私のここ、智くんのかたち覚えちゃったあ」

 彼女は目を糸のように細くして、真っ赤な顔を輝かせた。

 俺は溜まらず彼女を抱きしめ、腰をより深く押し付けてしまう。

 先端が何かに当たるコリッとした感触がした。

 凛が声にならない悲鳴を上げ、俺の腕の中で首を反らして白い喉を見せつけてくる。

 根元がぎゅっと締め付けられ、膣全体が俺の肉槍を吸い込んで、搾り取ろうと蠢く。

「と、もくん、ず、るい」

 凛は息を継ぎながら呟くと、不意にぎゅっと抱きついてきて腰を動かし始めた。

 俺の白濁液が、呼ばれるようにせり上がってくる。

「くうっ! 凛、おまえエロ過ぎ」

「そんなこと、ない……。智くんのが、気持良すぎなのお。あっ、あんん、んくあ、ともく、んん、は、はんん! 智くん、智くん!」

 凛はうわ言のように俺の名を呼んで、腰をグラインドさせた。

 粘液を掻き乱すぐちゅぐちゅという音と、頭の奥を麻痺させる匂いが広がる。

 もう、爆発寸前だ。

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