ダブル不倫はスポーツの後で

・作

夫の不倫を知ってショックを受けていた阿部沙耶香は、休日に夫と顔を合わせていたくなくてジム通いを始めた。そのジムで偶然、仕事の取引先担当者である酒井慎司と遭遇する。明るく陽気で誰とでも仲良くなるタイプの慎司を元々は苦手に思っていた沙耶香だが、一緒に運動をするうちに心を許して肉体関係を持つようになった。毎週ジムで会ってその後一緒にホテルに行っている2人だが、今日の逢瀬もまた刺激に満ちたものとなり…

「あれ、化粧直ししてます?」

ジムのエントランスで落ち合った阿部沙耶香に、酒井慎司は軽いテンションで声をかけた。

「そりゃぁ…するでしょ」

沙耶香は少しバツが悪そうな顔をした。
ジャケットを着ていても「鍛えた身体だ」というのが一目でわかる慎司の身体に、沙耶香はすぐにでも抱きつきたい衝動を抑えている。

「またどうせぐちゃぐちゃになるのになぁ…ま、そういうもんすかね」

けらけら笑いながら言う慎司の様子は、いかにも女の扱いに慣れた遊び人という感じがして、何度会っても沙耶香は新鮮にときめいてしまう。

「じゃ、行きましょうか」

慎司のさりげないリードでジムを出た2人は、人気のない通りを歩いて、ラブホテルの中に消えていった。

*****

真面目さが取り柄だと思っていた夫の不倫に気づいて沙耶香が青ざめたのは3ヶ月前、共働きで仕事に集中しすぎた自分が悪かったのかとしばらくは自分を責めた。
結婚して4年目、まだ子どももないのにセックスレス気味だったことは確かで、しかし互いの仕事の忙しさは理解し合えていると思っていた。

離婚すべきかどうか悩みながら、どうしても休日に夫と顔を合わせていたくなくてジムに通い始めたその初日に、慎司と会ったのだ。

「あれっ、阿部さんじゃないですか?」

声をかけてきたのは慎司の方だった。

「あ…酒井さん、どうもあの…お世話になっております」

「はははっ、今は仕事じゃないんですから」

沙耶香は正直、嫌な相手に会ったなとこの瞬間は思った。
慎司は取引先の担当者で、仕事で接するときにはどちらかというと苦手な印象があったのだ。

明るく朗らかな性格で誰とでもすぐに仲良くなれるコミュニケーション能力の塊のような慎司は、もくもくと仕事をこなしたいタイプの沙耶香とは正反対で、同世代ではあるものの合わない存在だ。

「このジム通われてたんですか?俺はけっこう最近通い始めたんですよ」

「私は…今日が初めてで」

苦笑いで、しかし取引先の相手なのでプライベートとはいえ無視することもできず沙耶香は答えた。

「まじですか!え、奇遇ですね」

「そうですねえ」

「あ、一緒にあれ行きません?」

「え」

慎司が笑顔で指したのは並んだランニングマシーンだった。
沙耶香は正直に言えばこんなところで苦手な職場の男と一緒に運動などしたくはなかった。
しかし慎司は自分の会社の上司や同僚ではなく取引先の相手だったこともあって何となく断れず、一緒に走ることにしたのだった。

後から思えば、こうして一緒に走ることを承諾した時に、慎司とこういう関係になってしまうことが決まったような気がする。

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