出会いは、寂寞から (Page 2)

広いベッドにすぐ寝そべると、彼が覆いかぶさってキスをしてくる。

下半身はもうガチガチに硬くなっていて、以前彼が言っていた「どんなに年齢を重ねても、性欲は若い頃と変わらない」との言葉が蘇った。

彼は慣れた手つきで私のカットソーを捲り上げ、乳首を口に含む。軽く歯を立てられただけで、ゾクゾクするほど気持ちいい。

すぐにスカートと下着も引き下ろされ、サロンで手入れをしたばかりの性器が露わになる。

「こんなに濡れて」

彼は私の両脚を持ち上げると、最も敏感なところを中心に舌で愛撫を始める。

クリトリスも、アナルも、気持ち良い場所のすべてを指で刺激され、私は1分足らずで絶頂に達した。

彼はお腹まで反り返ったモノを私の中に入れると、激しく腰を動かし出す。

私は鼻にかかったような喘ぎ声をあげながら、彼の背中に爪を立ててしがみついた。

十分に潤ったそこは、彼が腰を打ち付けるたびにさらに奥深くまで入り込み、きつすぎるほど締め上げる。

彼のモノはどんどん膨張し、私は「大きい、大きい」と譫言のように繰り返した。

彼は一度射精すると、すぐに私を四つん這いにさせて、後ろから挿入する。休むことなく、次から次へと与えられる快感に、私の頭は麻痺していった。

友人の一人は、バックから挿入されることを「獣の交尾みたいで嫌だ」と言う。

けれど、私は牧人さんにこうされることは、本望だとさえ思える。

どうせ、人間なんて初めから獣じゃないか。

どこまでも欲望に忠実で、狂ったように快楽だけを求めあっているのだから。

そんなことを考えているうちに、彼がラストスパートをかけてより激しく腰を動かす。

私が「もっと、もっと」と懇願すると、一度引き抜いたモノを勢いよく打ち付けられた。私は悲鳴をあげながら涙を流し、彼の名前を何度も呼ぶ。

徐々に後頭部が痺れてきて、私は「イク」と連発しながら気を失った。

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