バレたら退学!?ふたなりチ〇ポ解消セックスの巻
メ=チャ=スゴイ国立聖ピュアピュア百合ラブ学園。1000年の歴史の中で男は一歩たりとも足を踏み入れたことのない伝説をもつ、全寮制のお嬢様学校――そんな女の園で、可愛い後輩にチ〇ポが生える呪いをかけられた!?「お姉さま、たすけて……っ!」「――お任せくださいまし!ワタクシが何とか致しますわ!」愛する妹を救うため、ローズマリーは立ち上がる!「とりあえず全裸になっていただけますか?」「お姉さま?」
聖ピュアピュア百合ラブ学園。メ=チャ=スゴイ国に伝わる由緒正しき魔法女子学校である。年に一度、稀有な才能を持った少女にのみ招待状が届き、この学校を卒業した者は魔法使いとして輝かしい成功を約束される――。
西暦xxxx年。私たちの住む地球とは違うパラレルワールド。日常にあふれるのは科学ではなく、本物の魔法だった。空は飛行機ではなく箒が飛び回り、地には馬車ではなくユニコーン車が駆けまわる世界。何もかもが異なる日常だが――いつの世も女子学生は変わらない。
「授業疲れましたわ~。ねえ、放課後お茶しませんこと?」
「いいですわね! 私、良い茶葉を手に入れたところですの」
「まぁ、それならお茶菓子は私が。マカロンでよろしいかしら?」
――変わらない、というには少々上品すぎるかもしれないが。聖ピュアピュア百合ラブ学園。由緒正しき魔法女子学校であり、誰もが知る全寮制の超お嬢様学校である。設立当初から学園全体を塀で囲われた男子禁制の園。1000年の歴史の中で男は一歩たりとも足を踏み入れたことがないという伝説を持つ。
「――待って、この靴音は!」
「まさか! あのお方を拝めるなんて……今日は最高の一日だわ」
「わ、私……挨拶してしまおうかしら……」
特殊な性質を持つ集団は、往々にして特殊な文化を形作る。眉目秀麗、成績優秀、性格良好……この学園において、そんな優等生は時代遅れである。王子様系、プリンセス系、騎士系、クール系、てやんでぇ系、無駄無駄系、オラオラ系。聖ピュアピュア百合ラブ学園各学年に一人、生徒たちの羨望を集めるカリスマがいた。そして、各学年のカリスマの頂点に立つカリスマ界のカリスマも存在した。果たして、そのカリスマとは――。
「皆様ぁん!!! ご機嫌うるわしゅうでございますわ~!!!!」
――コテコテのお嬢様だった。
「きゃあああっ! ローズマリー様よぉっ!」
「ローズマリー様! わたくし、お荷物をお持ちいたしますっ」
「ご、ご、ご機嫌うるわしゅう、ローズマリー様っ!」
廊下ホールに女子生徒達の歓声が響き渡り、ローズマリーと呼ばれた生徒を中心に大勢の人だかりができた――。もちろん、この学園にいる生徒たちは礼儀正しい淑女なので、一定のソーシャルディスタンスを保ちながらだが。
「おこんにちはルーシー! 今日の髪飾りもとても素敵でございますわ~! ありがとうございますですわアリエンヌ~っ! お気持ちはお嬉しいのですけれど、貴女のケイラお姉さまにどつかれますので大丈夫ですわよ~っ! ご機嫌うるわしゅうエレナ~っ! 貴女とお話いたしますのはお初めてかしら!? お嬉しいですわ~っ!」
矢継ぎ早にかけられる言葉の一つ一つに丁寧に返事を返していくローズマリー。色紙にサインを書き、手作りのお菓子を渡される姿はまさにカリスマ界のカリスマ――。ちなみに、2時間目と3時間目の間の10分休憩の出来事である。彼女がやっとの思いで廊下ホール出口にたどり着いた瞬間、眼鏡をかけた地味な生徒が飛び出してきた。
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