バレたら退学!?ふたなりチ〇ポ解消セックスの巻 (Page 3)

「ふぇ、な、何ですかぁ、それぇ、ふぐぅう、わ、わたくし……もしかしてフラれたぁ……? ひ、ひどいぃ……」

 ――アクヤ=ク=レージョーは瓶底メガネの奥で滂沱の涙を流していた。一世一代の告白をしたのにも関わらずフラれ、あまつさえフラれている最中に姉妹とイチャイチャし始め、自分のことを完全に忘れ去られてしまったのだ。

 彼女の胸の中には復讐の炎――もとい、逆恨みの炎が燃えていた。

「絶対、絶対に許しませぇん……うぅ……覚えましたよぉ、カタリナぁぁ!」

 あの女だけは絶対に許さない……彼女が静かに覚悟を決めた時、三時間目の授業が始まるチャイムが鳴った。廊下ホールにいた生徒たちは大慌てで次の教室へと向かい、ローズマリーとカタリナも今世の別れを告げていた。

「カタリナ、ああカタリナ! 放課後、貴女のお部屋に遊びにいきますわね!」

「はい、私の愛するローズマリーお姉さま! それでは午後5時にお越しくださいましね! いつまでもお待ちしております――!」

 ――今世の別れ(のような悲壮感をもって、放課後に会う約束)を告げていた。

 

 

「ふう、今度こそ完璧ですわ……。カタリナぁん! ローズマリーでございますわ!」

 手鏡で17804回目の身だしなみチェックをした後、高鳴る鼓動に身を任せながらローズマリーは寮の扉をノックした。1分、5分、10分――待てど暮らせど愛する妹の可愛らしい声が聞こえてこない。

「カタリナ? いませんの?珍しいですわね……」

 カタリナと出会って以来、初めての出来事であった。いつもならば5分もしないうちに可愛いカタリナがすぐに出迎えてくれる。

 ローズマリーは少々落胆しながらも、置手紙を置いてもう一度出直そうとした。もしかしたら、可愛いカタリナは現在猛烈に腹を下していて出られない状況なのかもしれない。ローズマリーはクールに去るぜ、といわんばかりの表情でくるりと背を向けた瞬間、彼女の耳がある振動をとらえた。

「……うっ……うぅ、ひぐっ……」

「――どうしましたのッ!?」

 愛するカタリナが泣いている。それを察知したローズマリーは目にも止まらぬ早さでカタリナの部屋に飛び込んだ。そして、一瞬でカタリナの身に起きた事を察した。

「お、お姉さま……っ!? い、いやぁぁっ! 見ないで、見ないでください……っ!」

 ――乱雑に荒らされた部屋。涙をこぼしながら震える少女。めくれた制服のスカート、そして――。

「――オチンチンですわ~~~~~~っっっ!?!?!!?!」

 ピンク色のパンティからはみ出る、赤黒く勃起した凶悪サイズのチンポだった。

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