義母のなぐさめ (Page 6)

「…感じやすいんだな、母さん」

「ふぅっ、うぅぅっ、ダメ、ちがっ…んう」

賢太郎は百合のルームウェアのワンピースを裾から捲り上げ、ぐいっと胸元まで全て露出させた。
セックスするつもりのないカジュアルなボクサーショーツだけの百合の体は、たっぷりの肉感を持っており艶々と汗ばんでいる。

「1人であんなことするなんて水くさいな、言ってくれれば俺が慰めてやるのに」

冗談のように残酷な言葉を吐いて、賢太郎は百合の乳首にしゃぶりついた。立ち上がって敏感になった乳首を口に含み、れろれろと舌で転がすようにねぶりまわすと百合は叫び出さんばかりの声で喘ぎ始めた。

「あぁっ、だめっ、んんっ、ダメよ、だめっ、あぁぁぁんんっ」

百合は慄いていた。義理の息子に犯されている恐怖と同じかそれ以上に、自分が男の体を求めて苦しんでいたことを改めて突きつけられるのが恐ろしかった。
頭がどんなに拒絶しても、自分で自分を慰めるのとは比較にならない快楽を肉体に与えられ、身体が悦んでしまっている。

「ダメ、いやぁっ、お願いやめてっ、んんぁ、ふぁぁっ」

賢太郎はじゅばじゅばと乳首をしゃぶりながら、百合の脚の間に自分の体を割り込ませ、空いた方の手でショーツに触れた。

「っ、はぁ、すごい濡れてんじゃん」

「ちがっ、ダメ、違うの、ぁんんっ、こんなこと…」

ショーツにくっきりとシミができるほど、既に百合は濡れていた。
賢太郎はたまらず、ショーツをずらして局部を露出させると、膣内からこんこんと溢れる愛液を指ですくいクリトリスに塗りつけて捏ねた。

「あぁぁぁっ、すごっ、あぁん、ダメ、だめぇぇっ」

百合は震えながら、快感を全身で受け止めていた。夫が死んで1年、他の男と関係を持つことは当然なかったが、33歳の身体は愛される悦びを味わいたくて我慢の限界に達していた。
ダメだと口に出す度に、だんだんと賢太郎ではなく自分に言い聞かせている気分になってくる。

「ぐちょぐちょだよ」

「ダメっ、ダメなの、あぁぁんっ、親子なのよ、あんっ」

「はっ?」

「私たち、あぁぁっ、親子、おやこなの、んんぁぁぁ」

賢太郎は、頭にカッと血がのぼった。ずっと恋焦がれてきた女性から、ここまできても壁を作られることに情けなさと悔しさがあった。
クリトリスを捏ねるように撫でていた中指を、そのまま膣内に滑り込ませた。じゅる、とスムースに指を飲み込んだ百合の膣内は、熱くうねりながらぐずぐずに濡れていた。

「いやぁっ、んんぁぁぁっ」

「親子だなんて思ったことないよ、俺は」

賢太郎の声が聞こえているのかいないのか、百合は狂ったように声を上げて快楽に打ち震える。

「ずっとこうしたかった、気づいてたんだろ母さんだって!」

「ぁぁっ、ダメ、そんなことっ、あぁぁんんっ、んぁ」

百合の膣内に薬指もねじ込み、指2本で中をかき回すと、それまでにも増して百合の膣から愛液がこぼれてきた。

「ふぁぁぁっ、ダメ、あぁっ、それっ、すごっ、ダメぇぇ」

ダメ、ダメと言いながら百合は、ゆっくり腰をくねらせ始めた。ずっと求めていた快楽に頭が痺れて、冷静な判断はもはやできなくなっていた。

「すごいよ母さん…エロい、ほんと」

「いや、言わないでっ、あぁっ、んんんっ、ふぁぁ」

ぐちゅぐちゅと卑猥な水音をたてて、賢太郎は指を折り曲げてGスポットをぐにっと刺激した。

「ダメ、あぁぁぁっ、いっ、いっ、イく、イッちゃぁぁっっ」

全身を硬直させた後、がくがくと痙攣して百合は絶頂した。
だらしなく口を開け、目からは涙もこぼれていた。百合のこんな痴態は当然初めて見る。賢太郎はそれをたまらなく愛しく思った。

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