義父の手管 (Page 4)
その晩、美奈子を抱き潰した五郎は翌日から1週間、毎日美奈子の身体を慰め続けた。
しかしペニスを挿入したのは最初の晩だけで、その後は手と口での愛撫をしてきた。
美奈子は、はじめの晩のセックスで何度も何度も絶頂したが、最後まで拒絶の言葉を口にし続けた。
そしてその後、五郎と2人で過ごす家で毎日のようにはがいじめにされて身体を慰められることにも拒絶の姿勢を見せていた。
無論、毎日指だけで幾度も絶頂に導かれてはいたのだが。
7日目に五郎がまた美奈子を後ろから抱きしめて膣内に指を差し入れると、一日中それを期待していたかのように美奈子の膣内は濡れていたが、それでも美奈子は拒むように身を捩った。
「お義父さん…いやっ」
「大丈夫、息子の代わりを果たしたいだけなんだよ」
耳元にしゃぶりついて低く囁くと、ほとんどうっとりと蕩けた表情を見せるが、それでも首を振って美奈子は嫌がる。
「んぅ…はぁ、だめです、こんなこと…もうやめてください…あぁんっ」
言いながら、美奈子の膣内は熱くぐずぐずの愛液を溢れさせてひだが蠢き、五郎の指技を覚えてしまったのかあっさりと一度目の絶頂に達しようとしていた。
「あぁ、だめ…だめっ…お義父さん…っ、はぁぁぁっ」
膣肉がきゅっと収縮して、美奈子の絶頂を知らせた。
尻をぶるぶる震わせて、立っていられないのか五郎に背中を預けて脱力した美奈子を半ば抱えるようにして、ソファーに横たえる。
そして、虚ろな目をして絶頂に浸る美奈子を見下ろすと、五郎は抑えた声で言った。
「悪かったね、美奈子さん…息子の代わりに美奈子さんを慰めてあげられたらと思ったが、こんなに困らせてしまうならもうやめよう。本当にすまなかった」
「…え、あ…」
呆けた顔をしている美奈子を残して、五郎はそこから立ち去った。
これで五郎の「下拵え」が完了したのだった。
その日以降、五郎からは一切美奈子に触れず、話題にも出さず、まるで2人の間には何もなかったかのような態度で過ごした。
3日と保たないだろうと五郎は踏んでいたが、美奈子が五郎の部屋に自分から入ってくるまで5日かかった。
やはり真面目な息子とよく合う真面目な妻なのだ。
しかし生真面目なところがあればあるほど開発のしがいがあり、またよく乱れるようになるものだ。
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