保険外交員の淫悦契約 (Page 6)
ストッキングに包まれた太腿を撫でまわし、薄暗がりの奥にあるショーツに板垣は視線を注ぐ。
黒のレースだ。キャミソールと同様に精緻な刺繍が施された高級品だろう。
履き心地だけでなく、きっと手触りもいいはずだ。そう思った板垣は躊躇いなくストッキングを引き裂いた。それからタイトスカートを一気にたくし上げ、破れたストッキングの歪な窓の向こうにあるショーツを光の下へ露わにする。
ショーツは既に濡れていた。
自らが零した愛液で媚肉がぴったりと張り付き、陰唇のふくらみに沿って緩やかなカーブを淫猥に描いている。カーブの半分よりも上の部分に小さな突起が隆起していた。板垣はそこを甘噛みする。
「ぁんっ!」
佑貴子が声を上げ、びくっと足を閉じた。
顔を挟まれる格好になった板垣は彼女の両足を抱え込み。テーブルの上に押し倒す。足を天井に向けて仰向けにされた佑貴子が微かに悲鳴を上げた。それを無視して、板垣は佑貴子の秘所へむしゃぶりつく。
ずるずると音を立てショーツ越しに溢れる愛液を甘露とばかりに飲む。
勃起して主張を強くする陰核を食む。
板垣の口が蠢く度に佑貴子は身を捩り、楽器のように淫声を上げる。肉欲に彩られた卑猥な演奏は華僑を迎え、佑貴子がテーブルの端を力一杯握り締めた。
「あぁっ、良いっ、イく、ひぃぃぃ」
四肢を突っ張り、腰を浮かせて佑貴子が板垣に痴肉を押し付け、もっともっと快楽をねだる。それに応え、板垣はショーツを横にずらして直接クリトリスを吸い上げた。
「あひぃぃぃっ」
かくかくと四肢を快楽痙攣に躍らせ、佑貴子が達する。
膣口がひくついて口を開けて白濁した愛液を吐いた。板垣はその本気汁を指に塗し、膣内へと指二本を一時に突き刺した。熱く淫欲に爛れた膣肉が彼の指へ食いつく。
「ひあっ!?」
絶頂したばかりの所へ新たな刺激を見舞われ、佑貴子が困惑した声を上げる。だが、その声音すら艶めいていた。
心地良くその声音を堪能しながら、板垣は指先で佑貴子の膣内を蹂躙する。指の腹でざらついた部分を押し、撫で擦り、強過ぎず弱過ぎない力加減で責め立てた。
「ああ、なんでぇ」
悦楽の頂き、その半歩手前で上り詰めることができない。もどかしさが募る快感責めに佑貴子が不満そうに腰を動かした。板垣が押し留めている快楽の堰を突破しようとしているのだ。だが、彼は意地悪く口の端を歪め、感じるポイントから指をずらしてしまう。
淫水が音を立て、泡立って膣口から溢れ出す。
物欲しそうに膣肉が男の指を貪るが、どうしても絶頂はできない。
「イきたいか?」
決して達することができない責め苦からの解放を求めて佑貴子が頷く。
「イかせてほしかったら、分かるだろ?」
膣内から指を引き抜き、彼女の言葉を皮肉って板垣が真似る。だが、そんなことに気を回す余裕もないらしく、佑貴子は自ら淫花を広げて身も世もなく板垣に懇願した。
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