放課後の秘め事 (Page 2)
ヌルヌルの熱い中で指を動かす。小粒なクリトリスをいじりながらザラザラした部分を繰り返しこすっていると、北沢が俺の腕をつかんだ。
「それ以上……私、もう……」
ズクン、と下半身に熱が集まる。
「くそっ煽ったお前が悪いんだからな」
カチャカチャとベルトを外し、スラックスと下着を下ろす。勃起したペニスを見て、北沢が驚いたように目を見開いた。
見るのが初めてでもないくせに、うぶな反応をすれば男が喜ぶとでも思っているのか。コンドームをつけ、秘部に押し当てて浅く出し入れする。
「ん……んう……あううっ」
ズンッと根本まで挿入すると、北沢が仰け反った。そして、何かに耐えるように目を閉じて唇を噛む。俺はその理由を考える余裕もなかった。
中はキツくて、キュウキュウ締め付けてくる。
「く……っ。動くぞ」
腰を動かし、グチグチ狭い穴を突いていく。
「あううっ……」
小柄な体が揺さぶられ、ずるずる横に倒れていく。北沢を床に寝かせて突き込み続けた。
「くっ……出すぞ」
ドクドクッとコンドーム内に精を放つ。
「ああっ……」
ズルリと萎えたペニスを抜く。北沢は横たわったままぐったりしていた。
「え……?」
コンドームに血がついていた。トロトロに濡れている北沢の秘部からも血がにじんでいる。
「……まさか、初めて……」
下校のチャイムが鳴り、俺の言葉をかき消す。
「……あ、帰らないと……」
北沢がのろのろと起き上がって下着をつけた。机の上のカバンを取り、ぺこりと頭を下げる。
「さようなら、先生」
「どうしたらいいんだ……」
俺は頭を抱えた。
もう何もかもどうしていいか分からない。
悩みに悩んで、ほとんど眠れなかった。それでも学校を休むわけにはいかず、いつも通り出勤した。
教室では北沢をあまり見ないようにした。時々様子をうかがうと、ほんの少し頬を染めているように見えた。授業を終え、廊下に出て一息つく。
「先生」
「うおっ?」
声をかけられて飛び上がる。北沢が申し訳なさそうに頭を下げた。
「すみません……」
「あ、いや……何だ?」
「あの……まだあるんです。だから、今日も……」
スカートのポケットからチラッとコンドームを見せる。
「北沢……彼氏がいるんじゃないのか? その、直前までして……俺が言うのも何だが、相手にも教師として指導をすべきだからな。誰なんだ?」
「あ……えっと……」
北沢は何か考えるように目線を下げた。
「私の相手を教えてほしかったら、放課後、教室に来て下さい」
「あ、おい……」
北沢はパタパタと廊下を駆けていった。
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