上司の女部長が怒って俺のモノを咥えてるんだが (Page 2)

 すると、その頭が僅かに動いて、いつもと違う甘えたような潤んだ瞳が俺を見上げた。
 肉茎の上を濡れた唇が滑ってパンパンに腫れた亀頭が喉奥に嵌まるように読み込まれ、敏感な部分がきゅっきゅと締め付けられる。
 
 そしてまた、舌が俺の形を確認するように這い回り、じゅるじゅると涎を啜る音が響いて熱い口内粘膜が肉槍を包み込んだ。
 頭の中がぼうっと混濁し、肉茎の根元がピリピリと痺れる。
 
「ぶちょ、千代っ! 出っ」
 白濁液が尿道を駆け上がる感覚に俺が叫ぶと、千代は僅かに目を細めて腕を俺の腰に回し、顔を押し付けるようにして喉を鳴らす。

びびゅるっ、びゅびゅびゅるるるるるるるっ!

「っ!」
 彼女の細い喉奥に、俺の臭い汁がぶち撒けられる感覚に、俺は思わず彼女の頭を掴む手に力を込めて腰を突き上げる。
 
 1週間も溜まっていた半固形物がまた溢れる感覚が走り、膝が震えた。
 それでも逃げることなくコクリと喉を動かした彼女の上目遣いの目が、何かを訴えるように俺を見上げる。
 
 身体の奥が痺れるような雄の衝動が溢れるが、彼女の細い髪に指を通すようにして頭を撫でてぐっと抑えつける。
 甘い匂いが鼻孔を擽り、俺の理性を削っていくのが分かった。
 
「……千代、ここはまずいよ。さすがにーー」
「ぷふぁっ。いっぱい出たわね。……でも、まだ月曜の朝の分だから」

 涎とザーメンに塗れた肉茎に頬を寄せた千代が、無邪気に微笑んだ。
 はだけた白いブラウスの襟元から覗く汗ばんだデコルテが、俺を誘っている。
 
 彼女は先端から溢れ出す我慢汁を顔に擦り付けるように肉槍に頬擦りしたあと、俺の身体に自分の肢体を這わせるように立ち上がった。
 
 ささやかだが柔らかい胸が太腿から腰、お腹を撫で上げる。
 いつの間にやらブラも外しているらしく、硬く張った肉突起がブラウス越しに俺の肌をなぞっていた。
 触れ合う肌の熱に炙られるように牝の匂いが溢れ出し、頭がくらくらとしてきて思考がまとまらない。
 
「……はあ。堪らないわ、秋山くんの匂い」
 細い指が瞬く間に俺のワイシャツを引き剥がし、汗ばんだ身体に彼女の滑らかな肌が吸い付いてくる。
 首筋を熱い舌が這い回り、柔らかい唇がキスの雨を降らせてくれる。
 
 彼女の細い身体を支えるように抱き締め、髪留めが外れて広がった長い髪に顔を埋めた。
 いつものトリートメントに混じった彼女の匂いに、胸の奥をぎゅつと掴る。
 
「ごめん。急に決まった出張で。まさか1週間もかかると思わなかったんだ」
 耳元で謝ると、華奢な身体がピクリと跳ねて動きを止めた。
 心地よい匂いの中から引き剥がすように顔を上げると、零れ落ちそうな潤んだ瞳とぶつかった。
 

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