純情嫁の告白と誘惑 (Page 6)
「あんっ、はぁっ、はぁん、んぁぁっ、んぃぃ」
腰をわななかせて悦びに打ち震える亜弓に自分の体を密着させ、膣奥を抉るようにペニスを打ち付ける。
「あぁんっ、ぁぁっ、せんせ、好きっ、すきぃぃっ、ぁぁぁっ、んぁっ、はぁんっ、いいぃっ、いっちゃぅっ」
「っ…俺も、ああ、堺っ」
「せんせ、きてっ、イッちゃう、あぁぁんっ、イくっ」
ペニスがびくびくと中で跳ねるのを感じ、亜弓は無意識に自分の脚を誠の腰に絡めた。
「あぁっ、出るっ、出すぞ、あぁでるでるでるっ」
「せんせぃ、ぁぁぁんっ、いくいくっ、いぃっ、んっぁぁぁぁぁああっ」
腰を絡め取られたまま、誠は亜弓の中に射精した。
そして同時に亜弓も激しく絶頂し、膣内を強烈に収縮させた。
自分がこれほど思い切り射精するのがどれくらいぶりのことだか、誠にはわからなかった。
絶頂感はしばらく継続し、腰全体が自分の意思と無関係にカクカクと動いてしまうのを止められなかった。
いつまでも亜弓の中に挿入していたい気持ちで亜弓の身体をきつく抱きしめていると、亜弓も誠の腰に絡めていた脚をきゅっと強く締め付けた。
目覚めると、誠は客間に1人だった。
あの後そのまま眠っていたらしい。
一瞬亜弓とのことが夢だったような気がしたが、腰や腕に残る痛みが、年甲斐もなく必死で女に腰を打ち込んだことをはっきり物語っていた。
起き上がって着替えようとしたところで、部屋の戸がノックされる。
「はい」
「お義父さん、お目覚めでしたか?」
「ああ」
「朝ごはんの準備できてますので、よろしい時にどうぞ」
戸越しに会話する亜弓の声は、昨日誠の前身に響いた甘く濡れたものではなく、明るく朗らかなものだった。
「ありがとう」
誠が答えると、和室の戸を半分ほど開けて、亜弓が顔を覗かせた。
「昨夜のこと…一生忘れません、私」
「っ…」
「ありがとうございました」
少し目を伏せて、恥ずかしそうに微笑む亜弓の顔は、もうすっかり息子の妻の顔に戻っていた。
頭を下げて戸を閉めると、パタパタとリビングへ向かう足音だけが聞こえた。
「俺も…多分忘れないよ、一生」
誠は低くつぶやいて、着替え始める。
自分もまた夫の父の顔で、日常に戻るために。
(了)
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