純情嫁の告白と誘惑 (Page 3)

もう引き返せないと誠は思った。
一度だけ、今夜だけ、何度も妄想した亜弓との情交を果たしたい。

亜弓の身体を引き剥がし、じっと顔を見つめる。
亜弓は潤んだ目でこちらを見ている。瞳が細かく揺れているのは、喜びのためか、不安のためか。

どうしようもなく湧き上がってくる情欲に任せ、誠は亜弓に乱暴に口付けた。
ぷっくりとした下唇を嬲るように舌で撫で回し、そのまま亜弓の口内に舌を挿し入れる。

「んぅ、ん、ふぅっ、んんっ…」

亜弓が甘い吐息を漏らすと、それに煽られた誠は亜弓の背中側から衣服の中に手を差し込んだ。

「んっ、んんっ…」

亜弓は夢中で誠と舌を絡ませながら、背筋に走る刺激にびくんと身体を震わせた。

亜弓の肌はしっとりとして柔らかく、滑らかだった。少女の頃から時間は経っていたが、実際彼女はまだ20代で、自分と比べると随分若いのだと誠は改めて感じる。

「んんっ…ぅんっ…ふぅ」

身体を震わせながら、亜弓は誠の舌を吸うように自分の中に引きいれる。
何度も妄想し、こういった期待を抱いていたのは亜弓も同様だったのだ。

憧れ続けた先生との口付けに、亜弓の頭は早くも蕩けていた。

ゆったりとした厚手のニットの下でまさぐるように亜弓の背中を撫でていた誠は、ぐちゅぐちゅと口付けを続けながらブラジャーのホックに手をかけた。

ぱちっと音がして、ホックが外れる。
亜弓はこれから起こることに期待してぶるんと震え、誠の腰に回していた手で、そのシャツをぎゅっと掴んだ。

「ん、ふぁ…んっぅぅ、ふぅっ」

誠は亜弓の服の中で背中から脇腹をなぞるようにそっと撫でて、ブラジャーをたくし上げて乳房に触れた。

「ぁぁんっ」

待ちかねた刺激にたまらず高く声をあげた亜弓が唇を離す。

「せんせっ、あぁっ、それっ…んんぅ」

すでに亜弓の乳首は勃起しており、すぐに探し当てた誠は優しく指の腹で乳首を弾く。

「んんっ、あぁんっ」

誠は亜弓の乳房をゆっくり揉みしだきながら、亜弓の鳴き声を塞ぐように再び口付けた。

「んんぅぅぅっ」

亜弓も夢中で誠の唇を貪り、応える。

「んんっ、ふぁっ、んぅぅん」

亜弓はいつもゆったりとした服を着ていたため誠は気づいていなかったが、少女の頃と比べて乳房は著しく成長していた。
華奢な手脚からは想像できない、手のひらに余る大きな乳房の感触は、誠がこれまでに触れたどんな女性のものより柔らかく、吸い付くようなものだった。

もっと亜弓の身体を撫で回したく、楽しみたくなった誠は亜弓の服の中から手を抜き、その厚手のニットを脱がせた。
半端に身体に引っかかるブラジャーも取り去ると、亜弓の細くくびれた腰とアンバランスな大きな乳房が全て露出した。

恥ずかしげに俯いた亜弓をそっと抱きしめ、敷いてあった布団に誘導する。
布団に横たわった亜弓の首筋や肩に沢山の口付けを降らせながら、誠は亜弓のスカートとショーツも脱がせた。
最後まで手間取らずに亜弓の身体を味わい尽くすため、自分も手早く衣服を全て脱ぎ去った後、亜弓に覆い被さった誠は改めて亜弓に深く口付けた。

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