各駅停車に揺れる少女 (Page 3)

「う、うぅん…」

 彼女は小さく、艶っぽく呻いた。と、同時に、彼女の手が、俺の勃起した股間にすーっと伸びてきた。

「あっ!」

 俺は小さく叫んだ。ぽーっとなっていた頭が、ますますぽーっとしてくる。

 彼女の柔らかな手が、優しく俺の股間をまさぐってくる。

「!」

 彼女は俺の肩に埋めてた顔をゆっくりと起こすと、クルリとした目を開き、微笑みながら視線を合わせてきた。

 彼女は少しイタズラな顔をすると、股間に伸ばした手で、ズボンのチャックをスッと下ろした。彼女は素早く俺のパンツの中に手を入れると、青筋を立てて勃起した俺の肉棒をボロリとズボンから露出させた。

「!!!」

 俺はただ驚くのみで、何も出来なかった。そんなオロオロしている俺に、彼女は小悪魔な微笑みを送ると、彼女は身体を屈めて、俺の肉棒をヌッポリと咥えた。

「はあぁ…」

 俺は気持ちよさに不覚にもため息を漏らした。

 そんな俺を尻目に、彼女は口で、俺の肉棒をリズミカルにしごき始めた。

「あ…ああぁ…」

 彼女の口からは、ぬちゃぬちゃといやらしい音が響く。

「うっく!うっく!」

 電車が大きく揺れるたびに、彼女の苦しそうな呻き声とともに、俺の肉棒は彼女の喉奥深くへと突き入る。俺はその動きに合わせて、無意識に腰を突き立てる。

 気持ちいい…気持ちいい…肉棒へ伝わってくる、彼女の温かさが気持ちいい…

 彼女は、チロチロと舌も使いながら、なおも俺の肉棒を咥えしごいていく。

 ふと、俺の脳裏に周囲の乗客のことが浮かんだが、気持ちよさの中に、そんな考えも一瞬にかき消されてしまった。冷静に考えたら、このシチュエーションで周囲に何事も起こってないことのほうが不思議であり、ましてやこの電車は各駅停車、駅に到着するたびに乗降客から変な目で見られ、下手したら強制的に下車させられて、警察に連れていかれることさえ想像に容易いのだが、この際そんなことはどうでも良かった。ただただこの快楽に溺れ続けていたい…。

 ぬちゃぬちゃ、ぬちゃぬちゃ、ぬちゃぬちゃ、ぬちゃぬちゃ…

 彼女の口の動きは、いよいよ激しくなってきた。彼女の唾液で濡れた俺の肉棒は、これ以上ないぐらいに硬く大きく立ち上がった。

「…くっ…くくっ……」

 思わず俺の喉の奥から、快感の呻き声が出てくる。

 うっ!いく!いくっ!!

 彼女の口は、ジュポジュポといやらしい音を立てながら、俺の肉棒をこれでもかと舐めしごいていく。彼女の息使いも、心なしか激しくなってきた。俺の股間に当たる、彼女の生暖かい呼吸が、俺の肉棒をますます赤黒く起立させていく。

 ぬちゃぬちゃ、ぬちゃぬちゃ…!

 駅に差し掛かった電車が、大きく左右に揺れた。

「!!!!!」 

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