可愛い彼女の開発記録 (Page 4)
(繭、本当に感じてるんだ)
ゆっくりと指を抜き差しすると、そこは俺の指を離したくないというように締め付けてくる。
奥の方にはいつもよりもぷにぷにとした弾力を感じた。
そこを何度も押すように刺激すると、繭の内ももは再びがくがくと痙攣し始める。
「あああっ、や、あ、ああ……っ」
だらだらと先端から汁を垂れ流している肉棒を何度かしごく。
避妊具をつける余裕もなく、彼女の肉襞の間に暴れ出しそうなそれを押し込めた。
「ああっ……!!」
「くっ……」
挿入した瞬間にイッてしまうかと思った。いつもと全然違う。ぬるぬるしていてよく滑るけれど、中のひだがうねり、精子を搾り取るべく絡みついてくる。これまでだって十分気持ち良かったが、まるで別物だ。膣壁の凹凸の一つ一つが意志を持ち、侵入してきた肉茎に密着し、舐め回しているような、そんな強い快感だった。
きゅうきゅう締め付けてくるひだとひだの間をこじ開けるように男根を進め、亀頭は最奥に到達する。
先程指を挿入したときに感じたぷにぷにとしたものを叩くようにピストンすると、そこは吸盤のように俺の先端に吸い付いてきた。
「うああ、やっ、あっ、そこ、そこ、やああっ」
今まで見たことのない繭の姿に興奮を煽られる。
繭が、俺で感じている。
口の端から唾液が垂れていることにも気付いていない様子で、彼女は叫ぶように喘いでいた。
「やっ、ああああ!!」
もう俺も限界が近い。まだ彼女の肉体を味わっていたいけれど、名残惜しみながらずるりと引き抜く。
引き抜いた瞬間、弾けるように吐精した。びゅくびゅくと、彼女の薄く毛の生えた丘に白濁した液体をぶちまける。
いつもならすぐに脚を閉じ、衣類をてきぱき身に付けていく繭が、今日はだらりと脱力したままで宙を見つめていた。
「繭、すっごい感じてたね」
「言わないでよ……」
彼女の身体を拭いてから、横に寝転んで会話を楽しむ。いつもはすぐに繭は服を着てしまっていたから、こんなふうにピロートークをするのは初めてで、なんだかくすぐったいけれど嬉しかった。
繭は恥ずかしそうに両手で顔を覆っている。指と指の間から、まだ紅潮している肌が覗く。
「……ねえ」
「ん?」
「……もう一回、したいんだけど……だめ?」
耳を疑った。これは現実か?触っていないのに、二回目の射精をしてしまうところだった。
彼女にガバッと覆い被さると、枕の上に転がっているローターを見つけた。
ローター様様である。大感謝。
それを掴み、もうひと働きしてもらおうとスイッチを入れると、期待しているような欲情しているような目で彼女はこちらを見つめた。
(了)
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