結婚相談所の罠 (Page 5)

　「西宮さん、このまま中に出してもいいですか」
　
　ゴリゴリと硬い先端で子宮口をいじめながら、永田は飄々と呟いた。
　逃げ場のない快楽に頭がおかしくなりそうになっていた西宮だが、永田の呟いた中出しという言葉にはっと我に返る。
　永田はゴムをしていない。
　その状態で中に出されれば、妊娠してしまう恐れがある。
　好きでもない男の子供を孕まされそうになっているという現実に、西宮はありったけの力を振り絞って抵抗した。
　だが、長く硬くなった永田のモノはすでに抜け落ちるのが難しいほどに西宮の奥深くまで入り込んでいた。
　
　「さあ、西宮さん。好きでもない男に中出しされてください」

　必死に抵抗する西宮を面白がるように永田はつぶやくと、暴れる西宮の身体をしっかりと押え不意にその欲望を激しくまき散らした。

　「いやーーーッ」

　西宮の口から悲痛な悲鳴が上がる。だがそんなことなどお構いなしに膣内に挿入された永田のモノからは濃くて熱いものが吐き出されていった。
　子宮口にぴったりと張り付いたそれは、どくどくと容赦なく精を吐き出しながら西宮の内部を犯す。
　今まで味わったことのない熱量に侵されながら、西宮は失われてしまったものの大きさにただ涙を流していた。
　永田はそんな彼女の表情を見下ろしながら、しっかりと最後まで硬くなったモノの中身を吐き出す。
　その表情は愉悦に歪んでいた。

　「ふふ、西宮さん。あなたこれでもう処女じゃなくなってしまいましたね」

　「…っ」

　「どうですか？プライドなんて捨てちゃえばもっと気持ちよくして差し上げますよ」

　永田は薄く笑うと、西宮の中から自分のモノを抜き取った。
　一度出したはずだが、精液と愛液にまみれたそれはより硬く大きさを増して西宮の前に姿を現した。
　見慣れない男性器の生々しさに、西宮は思わず目線をそらした。