コーチの企み (Page 7)
「はぁ…っ、はぁ」
一真は息を荒げ、最後の一滴まで絞り出すように腰を打ち付け、久々の強烈に長い射精の快感を味わった。
理恵もまた絶頂し、2人は震える身体を密着させて余韻にたっぷり浸ったのだった。
*****
「大丈夫ですか?沢井さん」
ぐったりと伸びている理恵を優しく抱き起こし、一真は声をかけた。
熟女を思い切り乱れさせた後は、こういったケアも必要だ。
「ん…ごめんなさい、こんなこと…はじめてで」
人生経験という意味では自分よりずっとあるはずの年上の女性から、性的な「はじめて」という言葉を引き出せた時、一真はこの上ない充足感を覚える。
「僕も、すっごく良かったです…」
「本当?」
「本当ですよ、めちゃくちゃ気持ちよかったし、最高でした」
その時理恵の目に浮かんだ光には、確かに取り戻すことができた女としての自信が宿っていた。
それを見た一真は、理恵も他の多くの熟女と同じようにリピート組に入るんだろうなと確信を抱くのだった。
(了)
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