間男の後に (Page 2)

「ヤリたいの?」
「……うん……仕事から帰って来たばかりで疲れてるのは知ってるけど……ダメ?」
「……そんなにしたいの?」
「だ、だって全然シてないでしょ? 前にえっちしたのって1カ月以上前だよ!」

もじもじと可愛らしく体をくねらせて俺にセックスをせがんでくる。

「1カ月、ねぇ」
「そうだよ、その時だって……私がお願いして何とかしてくれたじゃない……ね、えっちしよ?」

胸を何度も押し付けてその気にさせようと必死な様子は可愛い。
可愛い、が。

「瑞希(みずき)さぁ、俺が知らないと思ってる?」
「何を?」
「俺、家に入る前に見たんだよね」

俺の言葉に瑞希の表情が固まる。

「あの男、誰?」

俺の言葉に、瑞希はヒュっと息を吸った。

「俺が相手しないとすぐに男を家に入れる癖いい加減にしろよ」
「だって」
「オナっとけばいいのに、どうしてもチンポをハメて欲しくて仕方ない淫乱だからな」
「ごめんなさい」
「まー……俺も瑞希を放っておいたというのは確かに悪かった」
「ごめんなさい」
「ま、俺はお前が好きだからな。……そんな格好しているわけだし」

ぶかぶかのTシャツは俺の物だった。
他の男と寝る癖に着る服は俺の物、今までの男同様に体目的だ。
だからと言って、このまま優しく抱くなんてことは出来ない。

「……えっち、する?」

懲りずに質問してくるが、返事をせず俺が自室へと移動すれば後ろからついてきた。
ベッドに腰掛ければ瑞希は俺の前に立つ。

「俺風呂に入って無いけど」
「いいよ」
「……お前の方はどうなの? 中に他の男の入ってたら最悪なんだけど」
「ちゃんと洗ったよ」

そう言いながらするすると短パンを脱ぎ捨てた後、まるで股間を押し付けるように俺の頭を抱えるものだから仕方ないとそのまま口を開いた。
はむ、とパンティごと咥えてやれば頭の上で可愛く啼く声が聞こえた。

「牝の臭いがする」
「……洗ったばかりだからそんなことないはず」
「洗ったばっかでこんなに濡らしてるからだろ」
れろ、と舌で下パンティの上から舐めてやればやらしく腰が揺れた。

「さっきの男だけで満足しないとか淫乱すぎるだろ」
「……だってぇ」
「穴ん中しっかり可愛がってもらったんだろ?」

こんな風に、と布越しに穴に舌を挿し込んでやればひんひんと啼きだす。

「穴ヒクついてんぞ」
「気持ちいぃよぉ」

ベトベトに濡れたパンティがしっかりと張り付いて穴の形がくっきりとわかる。

「下着が食い込んで穴がヒクヒク動いてんのも丸見えだ」

入れてほしそうな穴の縁を指でなぞってやれば腰を揺らしながら喘ぐ。

「指が欲しいのか?」

パンティから指を離して瑞希の前で円を描くように動かせば潤んだ目で俺を睨む。

「そんな顔したってお前の淫乱マンコはヒクヒクしながら俺のチンポ欲しくて疼きまくってんだろ?」

俺の言葉に唇を噛むも欲しいと言わなければこのままだと分かっているだろう。

「下の口は素直にヨダレたらしてるのに、上の口はだんまりか?」

笑いながら指で唇を数回ノックした後無理矢理咥えさせた。

「すげぇ食いつきだな」

はは、と下卑た笑いを零せば俺を見る目は潤んだままだった。

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