身も心も1つに (Page 7)

「『美久の中、すごくエロくて気持ちいいよ。もうイキそうだ』」

「『んん、んん、きも、ちい……』」

美久は首を大きく逸らして俺の顔を見上げ、物欲しげに舌を動かした。

俺は誘われるように僅かに開いた唇に吸い付き、舌を捩じ込む。

彼女の瞳がぬるりと揺れて膣がまたきゅっと締まり、襞がぞろりと戦慄いた。

「『くっ』」

俺は呻いて気を逸し、彼女を抱く腕に力を入れる。

ため息のような甘い息が彼女から漏れ、彼女の肩がまたぶるぶると震えた。

「『ん、んんん、んふ』」

『イキそう？』

俺の心の問いに、美久がコクコクと頷く。

彼女の膣襞が動かない俺の肉槍にピッタリと張り付き、縋るように蠢いている。

俺は彼女のお尻に腰を押し付け、もう一歩肉槍をめり込ませた。

先端がコリッとしたものに当たる。

その瞬間、美久の瞳がカッと開き、柳腰がビクンと跳ねた。

黒い瞳から、理性の光が消える。

おとなしかった彼女の舌が俺の舌に巻き付き、じゅるじゅると音をさせて吸い付いてくる。

同時に腰がいやらしく捻られ、亀頭が子宮口に擦り付けられる。

牝汁が床を汚すほど溢れ、じゅぶじゅぶといやらしい水音を響かせた。

『隆さん、頂戴、頂戴い』

彼女の心の声が、ミルクをせがむ子犬のようにまとわりついてくる唇と子宮口を代弁する。

ぐじゅ、じゅぷじゅぷ、ちゅぶ、ちゅぶぐじゅ

粘液質の汁がいやらしい水音を奏で、俺と美久の間から泡立った汁が滴り落ちる。

「『ん、んん！んきゅむっ』」

美久が啼き声をあげながら動きを止めると、膣襞がギュルギュルと肉茎が絞られ扱かれる。

彼女の瞳が、俺に許しを乞うように切なげに揺れた。

イキたくて仕方ないのを、我慢しているんだろう。

こんな状態になっても俺の指示を守り続ける健気な姿に、腰の奥に熱いものが集まってくるのを感じる。