モノクロに色付く世界 (Page 5)
「おぁぁぁぁ」
獣のような声を上げ、挿入される感覚に成実が慄く。喉を逸らして淫悦に浴し、肉壁で男根を貪る彼女に呼応して佑司はピストン運動を開始する。入り口から最奥まで満遍なく肉棒で抉り、彼女の意思を快感で押し流していた。白く濁った愛液が男根にまとわりつき、彼女の尻まで垂れている。
「こんな机を汚して。躾が必要ですね」
「ああ、もっと、もっとわたしを躾てください! 先生のおっきいのでぇ!」
髪を振り乱し、涎を垂らしながら成実は絶叫する。その倒錯的な言葉に興奮したのか、さらに彼女は佑司の男根をきつく締めあげた。
「こんなに乱れてしまっては、生徒に示しがつきませんよ?」
「ごめんなさい、ごめんなさい。ああ、気持ちいいのぉ、もっとぉ先生、もっとして!」
さらに腰を突き出して肉棒を味わおうとする成実の陰核を佑司は捻り上げた。
「ひぃぃぃっ!」
悲鳴を上げ、成実は腰を跳ね上げた。突然のことに驚き、膣が一層締まる。その瞬間を狙って、佑司は中を突く角度を変えた。同じ膣内でありながら感じ方が変わり、成実が目を白黒させる。さらに下腹部を外から撫で、内外からの刺激にシフトすると彼女は泣きそうな顔になってしまう。
「ひっ、いや、なにこれ、知らない、こんな知らないっ」
「おや、子宮の快感を知りませんでしたか。これから少しずつ開発していきましょう」
「やだぁ、やだ、怖いぃ」
「イキなさい」
「あっ」
下腹部を撫でて子宮を下ろされて、さらに肉棒で子宮口を乱打され、成実は許容量を超える快感に耐えきれず意識を飛ばした。足をピンと伸ばし、喰い千切られるのではないか、というほどの力で肉棒を締め上げる。そんな膣からゆっくりと男根を引き抜き、佑司は彼女の腹の上に吐精した。白濁液が成実の茂みを汚し流れていく。
ぐったりした成実を見て微笑み、佑司はケースからカメラを取り出した。
そして、シャッターを切る。
「美しい」
「ああ、先生……」
フラッシュで気づいた成実が薄っすらと目を開けた。
「もっと、わたしを見て、撮って」
「もちろんです」
佑司の言葉を聞き、成実はぶるりと快感に体を震わせる。
後ろめたい背徳が快感と充足感を伴って体を満たすのを彼女は実感していた。
カメラに収められた白と黒に色付いた自分を想像し、うっとり成実は目を閉じるのだった。
(了)
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