女教師の甘い誘惑 (Page 2)

「あっ!」

 思わず声が漏れてしまった。

「どうかしましたか?」

「い、いえ……」

 不審そうに私を見る伏見先生だが、それ以上に私は動揺していた。

(この先生、ノーブラだ)

 ブラウスの向こうに形の良い乳房のシルエットと、真珠のような突起を確認していた。
 下腹部に強く熱を覚えてしまう。
 いかん鎮まれと念じながら、伏見先生の話に耳を傾けようとするのだが、意識すればするほど股間のものは大きくなっていく。
 幸い机の影になって見えないことが救いだった。
 もぞもぞと腰を揺すり少しでもズボンにこすれないような位置を探ろうとする。

「あの、大下さん、具合でも悪いんですか?」

 そう言うと、伏見先生は中腰で立ち上がると私の方に手を伸ばしてきた。
 白く美しい手を私の額にのせてきた。

「熱はないようですね」

 思いもしなかったの伏見先生の行動に呆気にとられながらも、はっきりと私の目は桜色の蕾を捉えていた。

「えっ? あのっ」

 慌ただしく椅子を下げて、距離を取る私に、伏見先生は苦笑を漏らしていた。

「あー、すみません。ついつい生徒のつもりで手が出てしまいました」

 恥ずかしそうに元のように座りなおす伏見先生。

「お話しを続けますね」

 何事もなかったかのように息子の話を再開する伏見先生だが、私はとても心穏やかでいられなかった。
 それでも、集中して話を聞こう、そう思ったときだ。

(ん? 今何か当たったような……)

 不意に股間を何かが撫でた気がした。
 思わず視線を下げると、形の良い足が私の股間に当てられている。

(はっ?)

 視線を伏見先生に向けるが先ほどと変わった様子はない。
 訳が分からずにそのまま話を聞いていると、徐々に足の攻めが激しくなってくる。
 初めて会ったはずなのに、的確に私の弱い部分を攻めてきていた。 

(いやいやいや、何だこれ?)

 声を漏らさないように我慢する私とは違い、伏見先生は平然としている。
 熱いマグマがたまっていき、今にも噴火しそうなほど迫り上がってくるのを感じていた。
 このままでは拙い、そう思って口を開こうとした瞬間、

「あ、すみませんペンを落としてしまいました」

 カランと床にペンが落ちる音と共に、私の股間から足が外れた。
 何とか事なきを得て、私はホッとするのだが、その一方で少しだけ物足りなくも感じていた。

「あっ、拾いますよ」

 そう言ったものの、スーツの上からでも分かるほど勃起している。
 こんな状態ではとても立てるわけがなかった。

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