大家さんは未亡人 (Page 5)
「坂本さんも私を支援してくださるなら、私のこと好きにしても構わないんですよ」
言いながら、早苗は着ていたTシャツを亮に見せつけるように脱いだ。
Tシャツの下に着ていたタンクトップはパッドが付いたタイプのもので、つまり彼女はブラジャーを着けていなかった。
通常のブラジャーより補正力がかなり弱いパッド入りのタンクトップは、はちきれんばかりの大きな早苗の乳房を支えきれずにずっしりとその形を主張させている。
「…っ」
「私のこと、そういう目で見てたでしょう?」
確かに性的な目で見ていたが、それを自分では恋心だと思っていた亮は、頭がカッとなる。
「僕は…っ、僕は大家さんのこと」
しかしやっとのことで言葉を出しながら、亮の視線は早苗の乳房に釘付けになっていた。
たぷんたぷんと重量感をもった柔らかそうな乳房、手を伸ばせば届く場所で、しかも彼女の方が誘っている。
恋愛関係になるのは到底無理でも、あの乳房を好きにできるならそれでもいいかと冷静さを失った頭で亮は思った。
「真面目に好きだったのにって?」
早苗は立ち上がって、今度は履いていたデニムパンツを自分で脱いだ。
履いていたショーツはコットンの、無地の飾り気がないものだったが、そのシンプルな下着がぶりんとした早苗の尻の肉感をかえって強調している。
そして早苗は亮の方に近づいてきて隣に座ると、亮の太ももに手を置いた。
「でもこっちは、やりたくてたまらないって言ってる」
早苗の手が、太ももを撫で上げて局部に軽く触れた。
亮のペニスは、服の上からでもはっきりとわかるほど硬く勃起していた。
「っ…おおやさん…こんなこと」
弾ける寸前で、欲望と戦っているのは亮が本当に早苗に惚れていたからなのかもしれない。
しかし早苗が耳元で
「大家さんじゃなくて、早苗って呼んで?」
と囁いた時、亮の中にあった全てのまともな恋愛感情や理性が吹っ飛んだ。
亮はがばっと早苗に抱きつくと、ふっくらと濡れた早苗の唇に吸い付いた。
「ふっ…んんっ」
早苗は甘い吐息を漏らしてキスを受け入れ、ゆっくり亮の背に腕を回して背中を撫でた。
柔らかい早苗の唇の感触を味わうようにちゅっちゅっと数回啄むようにキスをして、早苗の目を見ると情欲に潤んでいるように見えた。
「ね…ベッドに」
また早苗は亮の耳元に口を寄せて、囁くように小さな声でそう言うと、亮の首筋をチロチロと舐めた。
ぞくぞくと登ってくる快感に身震いして、興奮が高まった亮は早苗の身体ごと抱きかかえるようにして立ち上がり、早苗をベッドに押し倒した。
そしてむしり取るように乱暴にタンクトップを脱がせると、ぶるんと現れたその大きな乳房を両手で寄せて上から自分の顔を沈み込ませた。
「あんっ…んんっ」
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