卒業旅行のバスの中で (Page 2)

一時間後、適当に友人たちを誤魔化して彼女の待つバスへ。

5分ほどして彼女はやってきた。

「ここは目立つから、バスの座席の下のドライバーが仮眠をとるところにいきましょうか」

二人で、ドライバーの仮眠室に入って行き、ドアを閉めるとそこは彼女と二人の密室空間になった。

「卒業おめでとう」

「ありがとう」

「乾杯」

座っているのがつらくなって寝転びながら近況を話しあった。

「卒業祝いをくれない?最初の給料を貰ったらご馳走するから」

「何がいいの、今は何も持ってないけど」

「君がほしい」

「それは、ダメ」

「じゃ、キスだけでも」

「ダメ」

「じゃー、頬にキス」

「それくらいなら」

向き合って、頬にキスをすると

「彼女いないの?」

「いない、実はキスもしたことない。俺って変かな、高校は男子校で3年、大学と大学院は、油虫と呼ばれた工学部で6年間、女性と触れ合う機会は皆無。学園ドラマとは、ほど遠い生活してた。」

「へー、そんな大学生もいるんだ」

彼女は、しばらくして

「あたしのこと好き?」

「うん」

「どうしようかな」

沈黙のあと、彼女は言った。

「してもいいわよ」

「いいの?」

「優しくしてね、アダルトビデオとは違うから」

俺は、彼女に覆いかぶさり、ぎこちなくキスをした。

彼女は、舌を入れ舌と舌を絡ませてくれた。

「どう、キスの味は?」

「気持ちいい!」

「ジーパン脱いでいい? あそこが痛くて」

「じゃー、あたしも脱ぐからあっち向いて脱いで、見ないでよ。準備ができたら言うから」

「うん」

「こっち、向いていいわよ」

振り向くと、彼女は下半身にスカートを掛け、胸は手で押さえて隠して横たわっていた。

「来ていいわよ」

しばらく、横に並んで天井を無言で見つめた。

頭のなかでは、どうしたものかと思いめぐらせ、下半身は別人格のようにやる気まんまん。

「いいわよ」

その言葉に促されて、彼女に覆いかぶさった。

彼女の柔らかい肌、キスをして彼女の舌を楽しんだあと、柔らかい乳に手をあてゆっくりと揉むと彼女は、うっとりとしていた。

ぎこちなく、乳首を舐めると、

「あ、」

と嗚咽を漏らし、足を開いた。

手を股間に伸ばし、太股の付け根に手を当てると陰毛の感触があり、かき分けるとヌルヌルとした感触が伝わった。

「そこは、優しくして」

「うん」

割れ目のぬめりを指に浸け、クリをやさしくなでた。

「気持ちいい!」

クリと胸を交互に愛撫していると、彼女が

「来て」

と言い、入りやすいように膝を立て、脚を開いて迎える体勢をとった。

彼女の脚の間に入っていき、ペニスをマンコに近づけると、彼女は俺の固くなったものを掴み自分の割れ目へと導き―――

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