好きな子に電気あんまをかけたら予想以上に可愛く鳴いてくれた話

・作

気になっている職場の子と飲みに行き、昔懐かしい遊びや給食の話で盛り上がった。「電気あんまって流行らなかった?」飲み直しにやってきた自室で懐かしの遊びを彼女に仕掛けると、予想以上に彼女はあんあん喘いでびしょびしょに濡れてきてーー。果たして彼女はセックスさせてくれるのか!?

その日、先輩から駄菓子バーというところの話を聞いた。チャージ料として千円払えば店内の駄菓子や揚げパンなどといったメニューが食べ放題の店だという。

行ってみたいと思い、同期入社の同僚の藤野を誘ったところ、今日行こうと昼休み中に返信がきた。

楽しみな予定があると、仕事も捗る。その日終わらさなければならない仕事を片付け、定時に上がると藤野と連れ立って会社のビルを後にした。

 

「駄菓子とかしばらく食べてないわ、俺」

「私もだよ。わーこれ懐かしい!」

駄菓子は好きなだけとって席に持って行って食べられるシステムになっていた。うまい棒やモロッコヨーグル、さくらんぼ餅など、たくさんの懐かしい駄菓子を籠に詰めた。

ハイボールで乾杯すると、小さい頃の遊びや好きだった給食などの話で盛り上がった。俺と藤野は地元が少し離れているが歳は同じなので、遊びや給食のメニューにはかぶっているものも多かった。

「給食のわかめご飯また食べたいなー。あと野菜ラーメン」

「俺はミルメーク」

「ミルメーク!!うわー懐かしい!!」

その日の藤野はいつもよりもよく飲み、よく食べ、笑っていた。

三時間ほど経った頃、店を出て俺の家で飲み直すことになった。花金最高ー!と機嫌よく笑っている藤野を連れて、コンビニで酒とつまみを買い、家へと向かった。

藤野のポニーテールが揺れる。鼻歌を歌いながら俺の斜め前を歩くほろ酔いの同僚が、可愛くて仕方がない。

 

俺は藤野のことが好きだ。同期として入社して、親しくなって一緒に飲みに行ったりするうちに、ただの職場の仲間に抱くのとは違う好意がいつの間にか芽生えていた。

藤野と俺は、今までも何度か家で飲んだことはあったし、終電を逃した藤野とこの部屋で雑魚寝したこともあったけれど、一度も性的な雰囲気になったことはなかった。ならないように心がけていたのだ。藤野から信頼を勝ち取るために。

藤野からは友人としては好かれていると思う。恋愛対象に見てもらっているかは微妙なところだ。

ずっとこのままただの同期ではいたくない。今夜こそ、藤野に俺を意識させてみせる。

 

先輩から駄菓子バーの話を聞いたとき、小さい頃のある遊びのことを思い出し、好機が巡ってきたと思った。ちょっとエッチないたずらをして、嫌がるようならすぐに止めればいいと思っていた。

俺の部屋に着いて、お互いそれぞれ二缶ほど開けたところでそれを仕掛けた。

「あとさあ、小学生の頃の遊びで、電気あんまって流行らなかった?」

「なんだっけ、それ?」

「こーいうやつ」

よくわからなさそうにしている藤野の両足首を掴み、ガバッと広げる。

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