退院前夜の病室で (Page 2)
ヴ―ヴー。
「あ、旦那からだ。もしもし…。」
そう、如月さんは結婚している。
医師としても人としても、この感情は抑えておかなければいけない…。
「ごめん。お待たせ。」
「それはいいけど、胸元すごいことになってるけど。」
「ほんとだ。個室でよかった。」
そう言って、病衣の全ての紐をほどいていった。
胸どころか、お腹、太もも、隠されているはずの場所が全て露になる。
オレは気がつくと、柵を乗り越えベッドの上に乗っていた。
「杉野先生?」
戸惑いの表情をしているが、無視して押し倒し上からか覆いかぶさる。
「やめて…。」
「ダメ。抑えられない。」
「結婚してるの知ってるでしょ?」
「もちろん。でも好きなんだ。」
スクラブを脱ぎ捨てて、上半身裸になる。
「ナースコールを押す?大声を出す?」
如月さんは困ったような顔をしている。
「それは…。」
華奢な体を抱きしめて、耳元で囁く。
「君が欲しい。」
そのまま耳を舐める。
唇で挟んだり、音をたてて吸う。
ピチャピチャ、ジュルル。
「あ、あぁ、はぁん。」
目を閉じて快楽の表情を浮かべて声を漏らしている。。
そして背中に両手が伸びてきて、抱きしめられた。
「はぁ、はぁ…。わたし、も、杉野先生が欲しい。」
オレは如月さんの病衣を脱がせ、如月さんはオレのスクラブパンツを脱がせる。
パンツだけの姿になり、互いの股間をまさぐりあう。
「んん。あぁ…あん。」
甘い声に反応してオレのモノも固く大きくなる。
「くっ。」
パンツの中に手が入り、直接触れてきた。
だが、オレはまだパンツの上から割れ目をなぞるだけで触らない。
パンツがどんどん湿ってくる。
それにあわせて腰がくねくねと動きはじめた。
「せ…んせ…。ほ…しい。」
上目遣いにおねだりしてくる様が可愛すぎて、つい意地悪したくなる。
無視して手探りでクリトリスを見つけると、垂れてきた愛液を指で絡めとり、ぷっくりと肥大化したそれに塗りつける。
クルクルと円を描くようにクリトリスの周りをなぞる。
腰が浮きあがりそうになっている。
「ひいぃ!ひゃあ。あああ!」
「大きい声だしちゃダメ。看護師さんが来ちゃうよ。」
「ら、らって、ああん!気持ちよく…て。」
「欲しい?」
「う…ん。」
「わかった。もっと気持ちよくなろうか。」
オレは先端から我慢汁を出し続けている、固く勃起したモノを挿入した。
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