恥辱の産婦人科―箱入りお嬢様の診察記録―  (Page 4)

「うん、陰唇、膣口は特に問題ありません。色も綺麗、形も問題ないです」
薄いゴム越しの指が優しく性器をなぞっていく感覚を意識しまいと、巴は天井の模様に意識を集中した。
しかし―――

「先生、何だか臭いませんか?」
看護師の怪訝な声に心臓が跳ね上がる。

「原田君」
「見てくださいよ、これ…」
「うーん…これはしょうがないですから。そんな風に言ったら可哀想です」
「でも臭いものは臭いです。ちゃんと洗ってるんですかね?」
足の間で交わされるあけすけな会話。

巴がなすすべもなく戸惑っていると、「あなたのオチンチンの話ですよ!」と看護師の声がして、いきなり陰核をきゅっとつままれた。

「はうぅっ!?」
目を白黒させる巴をよそに、看護師は陰核をしごいて無理矢理皮を剥こうとする。

「や、いぁ、ぁうっ…!」
「ほらっ、チンカスがこんなに!あなたがちゃんと剥いて洗ってないから、臭くてたまらないんですよ!」
「あ…あぁ…ごめ、なさ…あ、いっ、痛い、痛いですっ!」

見えない所で大事な部分を乱暴に扱われ、巴は悲痛な声を上げた。
しかしいくらこねくり回しても中々皮は剥けず、静かな内診室にヒィヒィと惨めな悲鳴だけが響く。

「原田君、原田君。患者さんが痛がってますよ、私がやりましょう」
「…分かりました」
「すみませんね、九条さん。ちょっと失礼します」

看護師の手が離れ、代わりに体温の高い医師の指先がクリクリと陰核を撫でた。
「ぁっ…、…ん…」
「九条さんのクリトリスは仮性包茎といって、皮を被って恥垢がたまりやすい状態です」
「は…ぃ…」
「そのままにしておくと臭いや病気の原因になるので、ご自分で剥いてきちんと洗うようにしてくださいね」
「はっ、はいぃい…」

…クリクリクリクリ…
刺激された陰核は徐々に肥大し、包皮の中で簡単につまめる程になる。
医師が左手で陰唇を開き、右手の親指をそっと下から上へと滑らせると、ぷりっ…と真っ赤な陰核が顔を出した。

それから剥き出しの陰核にお湯をかけ、石鹸を付けた手で丁寧に磨いていく。
「…ん、っ…!…は…はぁ…っ…」
巴の白い太腿がビクッ、ビクッ、と跳ねる。

「ちょっと、流しにくいから動かないでくれません?」
「!す、すみません…びっくり、して…っ…」
「まったく…あなたのオチンチンが皮被りで汚いから、無駄に時間がかかるわ。これだけ洗ってもちょっと臭うし」
「ぅ…ぅう…嗅がないで…」

酷い言われように巴は涙ぐんだ。
その間も医師の手は休むことなく、充血した陰核を洗い続ける。

「はぁ、ん…ぁっ…、っ…」
(そこダメ、ああ、私ったら診察中なのに…!)

好き放題に剥かれ、擦られ、根元までホジくられる巴の陰核。
豆粒にも満たない小さな突起への刺激一つで、巴の体は面白いように反応する。

「九条さん。診察中にオチンチンをヒクつかせないの。ああもう、だらしないオマンコなんだから」
「ふー…ふぅぅーっ…」

愛液を拭き取りながら小言を言われても、巴には言い返す余裕がない。
ただ僅かに腰をヒクつかせて医師の指から逃げ回る。

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