恥辱の産婦人科―箱入りお嬢様の診察記録―  (Page 6)

「はぁ…誰が掃除すると思ってるの?」
「…ぁっ…ゴメン…なさぃ…あっ…あぅ…」
巴は朦朧と謝罪の言葉を口にしながら、しばらくの間絶頂の余韻に体を震わせていた。

結局生理痛の原因は分からず、約1時間の診察とありふれた鎮痛剤で1万5千円。
高いと思ったが、巴は黙ってお金を支払い、ふらふらと病院を出た。
再診は一週間後、乳首が陥没していないかと、クリトリスをきちんと洗えているかのチェックがあるらしい。

「…他の病院に掛かるんでしたら事前に仰ってくださいね。患部の写真付きの紹介状を送らせていただきますから」

本当は二度と来たくはなかったが、会計の後看護師に言われた事を思い出し、巴は深い溜め息をついた。
握られてしまった自分の恥ずかしい秘密。

憂鬱な気分とは裏腹に、乳首は硬く勃ち上がってブラジャーと擦れ、イったばかりのあそこは切ない疼きを残していた。

(了)

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