頼れる上司は私だけの変態わんちゃん (Page 3)
「あなたに選択肢は無いの…まだわからないの?」
跪いていた広瀬さんの首を持ち、部屋の隅に追いやった。
角に収まるように追い詰められた広瀬さんの息は荒く、明らかに興奮している。
「広瀬さん…あなたはまだまだ自覚が足りないですね、自分のことがわかってない、いや、覚悟が無いのかな…」
左手で首を押さえながら、右手は上司のベルトを外していく。
「あなたはもう普通では満足できない変態なんですよ…それは自分でもわかりますよね?」
ズボンのフックを外し、チャックを下ろしていく。
「そんな自分を受け入れてあげられず、一人で悶々としていたところを私に見つけてもらったんですよね?」
引っかかりが無くなったズボンは床にストンと落ちた。
「私と過ごした時間を思い出して…広瀬さんのこれからの人生で、それより大事なことってあると思いますか…?」
首を押さえる指に力がこもる。
女物のパンティからは、広瀬さんの欲望が収まりきらず私に気づいて欲しそうに顔を出している。
私は広瀬さんの足の間に太ももを差込み、今にも破裂しそうな股間を強く押さえつけた。
「…広瀬さん…もう諦めたほうがいいですよ…ほら、今だってこんなに気持ちいいじゃないですか…」
広瀬さんの耳元に唇をつけて、鼓膜を震わせていく。
「……ほら、広瀬さん、いやらしいパンティに包まれて…私に支配されて…絶頂したいんでしょう…?」
「………はい…さとみ様ぁ…っ!」
広瀬さんの腰が震えている。
欲望が広瀬さんを追い越した。
この震えは、快感への発作。
「あらあら、盛ったわんちゃんみたいね、みっともない…ふふっ」
鼻息を荒くし、私の太ももから一つでも多く刺激を受けようとしている。
可愛い広瀬さん…
「広瀬さん、もう人が来ます、ズボン履いて」
半分我に返った上司は、急いでズボンを上げる。
私は身体を引き離し、その様子を見ていた。
「広瀬さん……」
全て身支度を終え、会議室から出ようと動き出す瞬間。
私は広瀬さんを再度隅に追いやり、ズボン越しから未だに硬いままのソレを握り締めた。
「…ほら、このままイっちゃえ…」
「…あぁっ…!」
コンコン
「すいませーん、次ミーティング始めたいんですけどー」
「はーい、今出ますねー!」
痙攣が止められない広瀬さん。
「ほら、広瀬さん、仕事中ですよ。しっかりしてください…ふふっ」
ちゃんと立てずにいる広瀬さんを置いて、私は先に会議室を後にした。
(了)
レビューを書く