優しい夫の隠し事 (Page 4)

「ホント、可愛い…もっと気持ち良くしてあげる」

「ひぅ…!」

指先がぬるぬるとクリトリスを捏ね回します。

「はは、ぬるぬるで摘まめないね」

「あっ、あぁん、あはっ…!」

愛液で滑るクリトリスの感触を楽しむように、柔らかく擦り続ける晃さん。

(何かくる、ダメ、私…!)

「あぁ、らめ、あ、あ…ひゃうん…っ…!」

ビクン!と背中が反って、大きく開いたままの両足がガクガク震えました。

「…そんなに締めたら、痛いなぁ」

「あっ…ご、めんっ…なさい…ふぁっ…」

「いいよ。大好きだから、許してあげる」

腰の動きが大きくなり、繋がった部分からぱちゅん、ぱちゅん、と音が響きました。

「…は…あ、ぅ…っん…」

ぎちぎちだったおまんこも、今ではすっかりおちんちんに馴染んで、スムーズにピストンを受け入れています。

「あ…きら、さ…そこ…ダメ…」

「ここの、奥のところが好き?」

「!あ゛ぁ、あ、っ…!」

限界まで入れてぐりぐり腰を押し付けられると、お腹の奥から大きな波が押し寄せてきます。

「ちょっとだけガマンして、一緒に…」

「やぁ、できなっ…あっ…あ、あ、あ゛ー、………!!」

悲鳴のような声を上げ、私ははしたなく潮をふきながら昇り詰めました。

「こら、ガマンしてって言ったのに」

「…はー…ぁ…う…ごめ…っ…」

晃さんは脱力した私をオナホールのように使い、子宮口におちんちんを押し付けてたっぷり射精。

ちゅぽっ、と晃さんのおちんちんが抜かれると、鏡には伸びきってぽっかりと口を開けた私のおまんこが映りました。

そしてそこから、白い粘液が糸を引いて溢れ出し、どろりとシーツを汚しました。

 

翌朝、いつもより遅く目を覚ますと、休日は寝坊助の晃さんがベランダで洗濯物を干していました。

食卓には豪華な朝ご飯まで。

「ごめんなさい、私、寝坊しちゃった…」

「!!」

網戸を開けて後ろから声をかけると、晃さんはシワを伸ばしていたシャツを取り落とし、干してあったバスタオルの陰に隠れました。

「晃さん?どうしたんですか?」

「…怒ってない、ですか?」

「えっ?」

私がシャツを拾ってバスタオルを捲ると、晃さんは大きい体を精一杯小さくしてばつが悪そうに言いました。

「昨日は…酔っぱらってて、ホントにすいません…あの、今日は家事とか、全部するんで」

「…あの…晃さんは、ホントはああいうのがお好きなんですか?」

「それは、その…」

しどろもどろになったのが面白くて、私はついイジワルをしたくなりました。

「晃さん、私、可愛いですか?」

「えっ?!」

「昨日はいっぱい言ってくれたじゃありませんか。いつもあれくらい聞きたいなぁ~」

「………」

ねえねえ、と脇腹をつつくと、晃さんは顔が見えないように私を抱きしめて、小さな声で言いました。

「…可愛い」

「えへへ、晃さんも可愛いです」

「勘弁してください…」

大きくて優しくて照れ屋さんで、お酒が入るとちょっとイジワルな晃さん。

全部含めて、私は晃さんが大好きです。

(了)

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