パパと私の露出デート
病気の母と幼い兄弟の生活を支えるため、私が手を出したのは『愛人業』。月30万のお手当てをいただく条件は、何でも言う事を聞くペットになることでした。生まれて初めての遊園地デートは、レインコート1枚でお散歩したり、観覧車でエッチしたり。けして楽な仕事ではありませんが、願わくは、できるだけ長くこの関係が続きますように…
お恥ずかしい話ですが、私の家は母子家庭で兄弟が多く、暮らしぶりはお世辞にも豊かとは言えませんでした。
必死に勉強して国立の大学に通り、大学生らしい遊びには目もくれずにアルバイトを掛け持ち。
そうして何とか自分の生活くらい面倒を見れるようになってきた頃、日頃の無理がたたったのか、大黒柱の母が病に倒れてしまいました。
長女として、まだ幼い、可愛い弟妹にみじめな生活はしてほしくない。
仕送りを増やすため、寝る間も惜しんで働きましたが、せいぜい時給1000円程度のアルバイトで稼げる額などたかが知れています。
次第にかさんでいく母の入院費。
これから必要になるであろう妹の修学旅行費や、弟の受験費用を賄う余裕はとてもありません。
気は進まなかったものの、私はお金のためとうとう水商売に手を出すことに。
清水さんと出会ったのは、キャバクラで働き出してしばらく経った、夏の終わりの事でした。
待ち合わせのコンビニの駐車場に行くと、いかにも高級そうな車の運転席で本を読んでいた清水さんは顔を上げ、軽く手を挙げました。
「すみません、お待たせしました」
「仕事が思ったより早く片付いたんだ。それ、この前一緒に選んだ服?似合ってるよ」
今日の服装は白いタートルネックのニットに、赤いチェックのミニスカート、黒のロングブーツ。
私が助手席に座るなり、清水さんは服の上から胸を触ってきました。
「うん、今日もちゃんと付けてないね。お利口さん」
胸の下まである髪をかきあげられると、ぽっちりと浮いた乳首が見えます。
…デートの時はノーパンノーブラ、あそこの毛もつるつるに剃っておくこと。
それが月30万円で愛人になると契約した時の、私と清水さんの最初の約束でした。
『家ではいい夫、いい父親でいたいからさ。僕の趣味に付き合って、何でも言うこと聞いてくれる子が欲しいんだ』
何をされるのだろうという不安は勿論ありましたが、若い以外に取り柄のない女子大生では到底手に入らないお手当に、私はその場で頷きました。
「美咲は、遊園地好き?」
「遊園地は…一回も行ったことがなくて…」
私がそう答えると、清水さんは一瞬びっくりした後、小さな声で笑いました。
「…すみません」
「ああ、いや、ごめんごめん。そっかぁ。じゃ、今日はいっぱい楽しもうね」
車を降りる前に、清水さんは私に赤い首輪を付け、タートルネックを伸ばしてそれを隠しました。
二人で1万近い金額を払ってフリーパスを買い、綺麗に飾られた遊園地のゲートを潜ります。
平日の昼間だったせいか、園内の人影はまばら。
いつもは子供達との写真撮影で忙しいだろう着ぐるみのマスコットも、沢山の風船を抱えたまま退屈そうにぶらぶらしていました。
「美咲、記念撮影しよ」
「はい」
〇月〇日、と書かれた可愛らしい看板の前で、清水さんは私に体を寄せて、スマホのインカメラで写真を撮りました。
2、3枚撮った後、肩を抱いていた清水さんの手が、私の服をぐっと捲り上げ…
「あっ…!」
「はーい、笑って笑って~」
「…、…」
胸を露わにしたまま、私はぎこちなく笑顔を作りました。
「う~ん、いまいち…はい、チーズ。…美咲、もっと笑って?」
「…でも…ご、ご主人様、人が来ちゃう…!」
20mばかり離れた入場ゲートの向こうに、歩いてくる人影が見えます。
清水さんはクスクス笑ってもう1枚写真を撮り、ゆっくり服を下ろしました。
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