愛する妻を触手でぐちゃぐちゃにした話 (Page 5)
俺は彼女の身体を手離し、湯船の片側に集まった。
不意に、お湯のない乾いた湯船の底にお尻をつけた状態となった彼女は、「え?」という表情を作る。
彼女は髪の毛ひとつ濡れていないから、このお風呂の液体はすべて俺の一部なのだろう。
「ヒデくん? ははは。凄いや。ヒデくんが、お湯のお化けになっちゃった」
そう呟いた真奈美だが、恐れている様子はまったくなかった。
むしろ、興味深げな表情で湯船の底に四つん這いとなり、ゆらゆらと照明を揺らめかせる俺に細い指で触れる。
「んふふ。あったかい。それにぷよぷよで気持ちいい。……ヒデくん、またちゅうしていい?」
彼女はそう言うと膝立ちになり、お湯の壁にも見えるだろう俺にちゅっと唇をつける。
「んん、なんか違うな。こっちかな? ちゅ。んーと、こっち? ちゅちゅ、ちゅん、ちゅちゅちゅん。んふ、んんん」
真奈美は俺に抱きつくように両腕を広げ、あちこちに口付けしてくれる。
彼女の柔らかな唇が触れるたびに身体全体に波紋が拡がり、擽ったい。
それに、細い腕でしがみついてくるということは、胸が押し付けられるということだ。
大きくはないが形の良い乳房の頂点にある肉の蕾が、クリクリと俺を穿つ。
「んひぁっ!」
突き刺さろうとする乳首を僅かに受け入れてちゅうっと吸うと、真奈美が甲高い声で鳴いた。
反射的に背中を反らしたが、すぐにまた腕に力を込めて身体全体を密着させ、膝立ちの腰をカクカクと揺らす。
プヨンとする俺の表面にうっとりと微笑んで唇を押し付け舌を伸ばしてきた。
その熱く火照った舌も取り込み、触手を絡ませるように舐めながら吸い込む。舌と唇の隙間から舌の形にした触手を潜り込ませ、歯茎や頬の裏をねっとりと這わせた。
「んっ! んぶぅっ! んちゅ、ちゅぢゅぢゅう」
真奈美は瞳を閉じ、頭を左右に振りながら唇を大きく開いて舌を突き出す。
溢れ出した涎は甘く、頭の芯が痺れるようだ。
俺は挿入した触手で彼女の口内をくまなく舐め回し、溢れてくる涎を飲み込んでいく。
そしてそのまま、喉の奥まで舌を伸ばす。
「んぶっ! んんんっ! んぶあっ」
苦しげに眉根を寄せた真奈美が顔を離して、ケフケフと咳き込んだ。
そして、少し困ったような笑みを浮かべる。
「もう、急に奥に入っちゃったらゲロってしちゃうよ」
『ごめん、真奈美の涎が美味しくて』
「……それ、褒められてるのかな?」
『もちろん』
「んふふ。ヒデくんも凄く美味しい。それに、ヒデくんのベロ、長くて大きくて、おちんちんみたいだから、なんだかちゅうとペロペロを一緒にしてるみたいでドキドキする」
そう言うと、彼女は自分の涎に塗れた触手にキスをして、その先をちゅるりと飲み込んだ。
実際のところ、彼女の言葉は正しい。
この触手は、俺の舌であり指であり肉槍だ。
「ん、んぶぶ(あれ? ほんとにちんちんみたいに大きくなった?)」
『そうだよ。真奈美に咥えてもらって気持ちいいんだ』
「んんっ? んふぅ、んちゅ、んちゅちゅ」
彼女は満足気に息を漏らすと、触手を扱くように頭を動かし始めた。
頬を凹ませながら吸い込み、唇を窄めて肉茎を締めながら頭を引く。
先端が喉の奥に達しても、もうひと押しして喉で挟み込み、舌で裏筋を舐めながら喉でキュッキュッと先端を締めた。
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