ある事務職の甘い風景 (Page 4)
「ん、んん! ま、て下さい」
彼女は俺の胸に手を当てて身体を離すと、大きく深呼吸してブラウスのボタンに手をかける。
「仁美……」
「……直接、ダメですか?」
はだけたブラウスの中から、ミルク色に輝く柔肌が明るい照明の下に曝け出された。
精緻な刺繍の施された赤いブラジャーの中に収まる可愛らしい乳果に、俺はゴクリと喉を鳴らした。
劣情のままに彼女のスカートを捲くり上げ、小さな赤いショーツも目に焼き付ける。
これらの赤く薄い布の向こうに、彼女の心を手に入れた男だけに許される宝物があるんだ。
思わず手を伸ばし、ブラジャーの上からぎゅっと握った。
「んあっ!」
彼女は泣き笑いの表情で悦声をあげ、身体を震わせる。
その目は完全に牝のものだった。
俺は掌に感じるコリッとしたものを押し込むように、手の中に収まる彼女の胸を揉みしだく。
マシュマロのように柔らかいそれは、俺の指の動きに合わせて形を変えるが、力を抜くとすぐに元に戻った。
その心地よい弾力と柔らかさは、ずっと揉み続けていたいほどだ。
「あ、あん、ふ。ああ、あんん、んん」
彼女はまったく抵抗することなく、デスクに手をついて太腿を擦りあわせ、嬌声をあげる。
獣欲に従ってブラジャーのホックを外すと、ムワッとした牝の匂いが立ち昇り、ちらりとピンク色の突起が見えた。
しかし、恥ずかしげに頬を赤らめた彼女がさっと両手で隠してしまう。
「ダメ、小さい、から」
「……すごくきれいだよ。食べさせて」
そんな俺の言葉に、仁美は少し考えるようにしたあと、ゆっくりと頷いて腕を広げた。
上向きにピンと固く尖った薄桃色の乳首が、目に飛び込んでくる。
彼女の柳腰に腕をまわして身体を引き寄せ、ツンとそそり立つ媚芯を口に含む。
「んああ!」
舌で先端に触れた途端、仁美の口から悦びの鳴き声が溢れる。
俺は夢中になって小さい肉豆を舌で転がし、音をさせて吸う。
もう一方の乳芯は指で捏ねり、指の腹でその先端をカリカリと引っ掻く。
「んん! そこ、気持ちい、気持ちいい、んは!」
甘い鳴き声が響くと同時に、彼女の滑らかな肌が汗ばみ、甘い匂いを発散させる。
「田中さん、たなかさあん!」
彼女は俺の頭を胸に押し付けるように抱きしめ、身体を捩って腰を押し付けてきた。
可愛すぎるし、エロすぎる。
今までずっと堪えてきたものが溢れ出し、止めることなんかできない。
彼女の乳房に舌を這わせながら、ベルトを外してファスナーを降ろした。
すると不意に、仁美が身体を起こしてその場に屈んでしまう。
戸惑う俺にわずかに上目遣いで微笑んだ彼女は、開いたファスナーの中に鼻を突っ込んだ。
「ひ、仁美っ?」
「んふう、はあ……。田中さんの匂い、いい匂い」
彼女の熱い吐息がかかり、俺は思わず彼女の頭に手を乗せて、さらさらと触り心地の良い髪を掻き乱す。
「仁美……」
俺の屹立は痛いくらいに堅くなり、俺の鼓動に合わせてビクビクと脈打っている。
仁美はそのそそり立つ肉茎を、器用にトランクスから取り出す。
「んふふ。興奮してくれてるんですね」
俺の唾液と彼女の汗で濡れ光る胸を俺の前に晒した彼女が、仕事中には決して見せない妖艶な笑みを浮かべた。
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