僕の初体験

初体験は高校2年の時でした。
相手は女子大生です。

旅行先で知り合って、地元に戻ってつき合うようになりました。
週1回か2回のペースで会っていましたが、映画を見たり喫茶店でお茶を飲んだり。
今の若者のように直ぐにエッチはしませんでしたよ。

つき合いはじめて半年近くたった頃、近くの古都に行きました。
彼女がお寺や仏像が好きで、秋の観光シーズンがピークを過ぎて本格的な冬が来る前に行くことにしたのです。

お寺からお寺への道を二人で手をつないで歩いたことを、今でも覚えています。
手をつなぐだけでドキドキ、うぶでしたねぇ。

もちろん頭の中は女の子の身体への興味で一杯。
抱きたい、キスしたい、ヤリたい。彼女のあそこはどうなってんだろう？そんなことばかり考えていました。
男はみな同じと思いますが。

お寺の裏手に小さな祠（ほこら）のような建物がありました。
周囲は木々がうっそうと生い茂り、ここまで来る人はほとんどありません。
彼女の手を引いて林の中に分け入りました。

私が何をしようとしているのか、彼女もすぐ察したようでした。
周りに誰もいないことを確かめて、彼女の細い肩を抱き寄せました。
嫌がることなく、なすがままに任せる彼女。

顔を寄せて、唇を合わせます。
これが初めてのキスでした。
最初は軽く、しだいに強く唇を押し当てました。
でも、舌を入れて相手の口の中や歯をなめ回すディープキスは知りませんでした。

地元の中心部に戻り、居酒屋で夕食。
いつもでしたら、そこで別れて私は郊外の自宅に戻るところです。

でも、彼女の細く柔らかな身体の感触と初めてのキス。
そのまま別れることはできませんでした。

日の暮れるのが早い季節。あたりはすでに夜です。
近くの公園を散歩すると、木々の暗がりに隠れてカップルが抱き合っていました。
人の行為をこっそり見ると興奮しますね。

公園の横にラブホテルがありました。
手をとって中に入ると、彼女も嫌がらずついて来ます。
この時、彼女は経験者なのか、どんな気持ちでいるのか全く分かりませんでした。
私は、ただヤリたい一心でした。

ホテルの部屋に入ると、すぐベッドに倒れ込みました。
彼女の衣服を脱がせようとしますが、うまくいきません。

当時女の子はパンタロンが流行っていて、ウエストやヒップがきつく上手に取れません。
ブラジャーの外し方も分かりませんでした。
力まかせの私をたしなめながら、彼女は自分で脱ぎました。