大好きな匂い (Page 2)
「っ! ん、んんっ!」
くぐもった嬌声が、ますます俺の理性を麻痺させる。
唇の隙間に舌を捻じ込むと、柔らかく熱い舌が歓迎するかのように絡み付き、唾液とともに舌が吸い込まれた。
彼女はチュウチュウと俺の舌を啜り、舌で舌を扱く。
同時に、細くて少し冷たい指が熱くなった剛直を撫で、溢れる我慢汁を塗りたくっていく。
肉棒の根元に熱い血が集まってきて、思わず腰がカクンと動く。
くしゅくちゅじゅちゅじゅちゅちゅ、じゅぷじゅぷ。
「んはぁ。……すごくエッチな顔だよ」
不意に手を止めて、彼女が悪戯っ子のように微笑んだ。
俺はまた腰を動かしたが、彼女はそれに追随して手を動かし、もどかしさだけが募る。
「んふふ。ここで屈むのは無理だから、下のお口で頂いちゃうね」
「え? ちょ、待っーー」
俺は思わず声をあげたが、彼女が少し背伸びするように俺の肩に頭を乗せると、肉槍の尖端が蕩けるゼリーに包まれた。
「んん、んふっ! ん、ん、んん」
そして彼女が艶のある声を漏らし、肉茎が無数の襞に包まれる。
「……んふ。入っちゃった」
口端から僅かに涎を零しながら、アヤメが妖艶な笑みを浮かべた。
ギンギンに固くなった肉槍が熱く蕩ける肉に包まれ、彼女の鼓動を感じることができる。
根元をぎゅっと締め、膣襞が肉茎をゾワゾワと撫でる。
電車の揺れのせいで、二人共動いていないのに僅かに扱かれるようになり、背筋にゾクゾクと電気が走る。
思い切り腰を突き上げたい欲求が膨らんできた。
「っ! ……アヤメーー」
「静かに」
彼女は少し頬を膨らませて指摘すると、汗が流れる首筋をぺろりと舐める。
しっとりとこそばゆい感触と熱い吐息が首筋から腰へと電気を流し、股間に熱いシコリが生まれて射精感が襲いかかってきた。
腰が小さくカクカクと震える。
ぷちゅじゅちゅちゅぷちゅ、ちゃちゅ
膣壁が肉茎に吸い付き、襞とつぶつぶが敏感な粘膜を擦る。
ねっとりとした牝汁が隙間から溢れて陰嚢を濡らした。
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