出戻りねえちゃん (Page 4)

「ふぅ、あ、ん…」

ちゅっちゅっとキスを続けながら、翔太は未智の洋服を脱がせようと手を動かした。
Tシャツの裾から手を差し込んで、脇腹の肌を撫で上げながら持ち上げて脱がせると、シンプルなブラジャーから溢れそうな乳房が姿を見せた。

「やだ…」

「え、めっちゃエロいよ…やばい」

未智の白くて柔らかい肌を見たら興奮が高まり、翔太は撫で回さずにいられない。

「はぁ…最高だよ、未智ねえちゃん」

すぅっと息を吸い込んで、翔太は未智の柔らかいタイトスカートをずり下ろした。
その動きは決してスマートではないし、かなりもたついていた。
未智が翔太の服を脱がそうとする動きもすんなりというよりもたもたしていた。
しかしうまく出来ないことさえ、2人のはやる気持ちを一層盛り上げる。

「ん…やだ、どうしよう…」

「ん?」

すっかり裸になった翔太の若く逞しい身体を見て、一層興奮した一方で未智は恥ずかしく不安も感じた。
翔太がまだ10代だった頃、彼は子どもで自分は一足先に成人していた。あの頃だったら、私はもう少し綺麗だったのに。
結婚生活(それも全然抱かれていない)に疲れ果てた今の私の全てを見て、それでも翔太はその若く猛々しいペニスを私に向けてくれるのだろうか。

「はずかしい…本当に久しぶりなの」

小さく未智は言った。
脱がされかけていたTシャツの裾をぐっと握る。

「ここまで来て、なに言ってんの」

「幻滅しない?」

「しないよ!」

翔太は少し苛立っているようだった。

「ずっとずっと、本当にこうしたかったんだ。未智ねえちゃんとセックスできるなら、10年後だって20年後だって喜んで飛んでいくよ。本当だよ。少年の欲望の持続力なめんな」

未智がはっとした顔をして、次にしゅんとすると、抵抗しなくなったので翔太は彼女を一気に下着姿に剥いた。

「あ、ちょっと…んんっ」

そこにあったの未智の身体は、どこをどうすれば幻滅することができるのか、翔太にはわからなかった。
あの頃夢にまで見た未智の裸は、どれだけ見ていても飽きないほど美しかった。
しかし、やはり見ているだけでは我慢出来ない。

翔太がそっとブラジャーを外すと、ボリュームのある乳房がぶるんとこぼれ落ちた。
その柔らかく、ずっしりとした重みのある乳房に吸い込まれるように手を伸ばし、下からそっと触れた。

「ん、んんっ」

恥ずかしそうに目を閉じて、未智は久しぶりの乳房への愛撫を味わう。

たぷんと翔太の手には重みと柔らかさを感じられる。
すでにぷっくりと勃起した乳首の周りを指で撫でると、未智は肩をぴくんと震わせた。

「はぁ…っ、んぅ」

欲望に染まった頬、見たかった未智の表情に翔太の興奮はどんどん高まる。

「あぁ、あ、だめ…」

乳首を優しく捏ねながら、下から乳房を揉みしだくと、未智の声がどんどん甘ったるくなっていく。

「あっ、あぁんっ…や、だめ…」

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